2022年F1独自ランキング(ファン評価を考慮)

F1 2022年シーズンの各レースについて、実際の結果に対してファンの評価を考慮して独自にポイントを付け、ランキングを作成しています。独自ポイントを作成している理由やポイントシステムについては下の方で書いています。

※第9戦カナダGP終了時

ドライバーズランキング

連勝のフェルスタッペン(レッドブル)がリードを広げ、安定した走りを続けているラッセル(メルセデス)が続いている。不運の多いルクレール(フェラーリ)が3位、カナダGPでリタイアとなったペレス(レッドブル)は4位に後退した。昨年までチームメイトのハミルトン(メルセデス)とボッタス(アルファロメオ)が5位を争い、その下ではオコン(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)が接戦を演じている。11位のガスリー(アルファタウリ)以下は10点以内に5人という混戦模様となっている。最下位付近の走行が続くラティフィ(ウィリアムズ)が最下位を確定しつつある。

コンストラクターズランキング

優勝を重ねるレッドブル、ラッセル(メルセデス)が安定した走りを続けるメルセデス、信頼性に不安のあるフェラーリが等間隔で上位を争っている。中団はアルピーヌとアルファロメオ、マクラーレンとアルファタウリとアストンマーティンがそれぞれポイント差が小さく、最下位はハースとウィリアムズが争っている。

ランキングの概要

F1は世界最高峰のモータースポーツであり、コンストラクターの技術開発競争の場でもあります。そのため、ドライバーの腕だけでなくマシンの戦闘力によっても結果が左右されます。決勝に出走する20台中上位10台にポイントが与えられますが、上位ながらぱっとしない走りをするドライバーもいれば、ポイント圏外ながら印象的な走りをするドライバーもいます。そこで、結果だけ見ると上位ではなくても期待を上回る走りをしたドライバーを高く評価し、一方で上位にいても期待を裏切る走りだった場合低く評価するような独自のポイントシステムを作成し、ドライバー・コンストラクターそれぞれのランキングを作成しています。

ポイントシステムについて

詳細な計算方法は省きますが、1位から20位まで必ずポイントが与えられるようになっています。ただし、決勝の順位を元に計算するため、DNS(欠場・未出走)の場合はポイント無し(0点)になる場合があります。また、あくまで決勝の順位に対してファン評価を考慮した重み付けをするというものになっているため、下位チームが圧倒的上位になったり、上位チームが最下位に沈むようなことは基本的にはありません。下位チームでも印象的な走りを見せれば中団勢に混ざり込み、上位チームでも期待外れな走りの場合は中団勢に飲み込まれる、といったバランスになっています。

以下の各レース結果では、独自ポイントでの順位と実際の順位の差を記してあります。

各レース結果・ポイント

第9戦カナダGP

レース結果、順位変動、ギャップチャートなどはこちら

サインツ(フェラーリ)の猛追を抑えたフェルスタッペン(レッドブル)が評価も高く1位。5位までは決勝順位通りとなった。オーバーテイクを見せチームメイトに続き入賞を果たした周(アルファロメオ)が高評価で6位。Q3進出ながらマシントラブルでリタイアとなったシューマッハ(ハース)は評価を上げ、目立つ走りを見せられなかったガスリー(アルファタウリ)やノリス(マクラーレン)は低評価となった。単独クラッシュでリタイアの角田(アルファタウリ)は低評価でわずか4.69ポイントとなった。

第8戦アゼルバイジャンGP

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チームメイトをかわし優勝したフェルスタッペン(レッドブル)が1位。ペレス(レッドブル)が2位となった。今シーズン2度目の表彰台となったラッセル(メルセデス)が3位、予選でハミルトン(メルセデス)を上回ったガスリー(アルファタウリ)が4位となった。非力なマシンで6位という好成績のベッテル(アストンマーティン)が5位、6位を走行しながらリアウィング破損でポイント圏外となった角田(アルファタウリ)も高評価となった。マシントラブルでリタイアのルクレール(フェラーリ)は高評価にはなったものの下位に沈み、フリー走行から何度もクラッシュのストロール(アストンマーティン)、圧倒的にペース不足で青旗無視でペナルティのラティフィ(ウィリアムズ)が最下位を争う形になった。

第7戦モナコGP

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ウェットからドライへの切り替えでトップに立ち後続を抑えて優勝したペレス(レッドブル)が最高得点となった。上位7台は結果通りの順位となった。ガスリー(アルファタウリ)は惜しくもポイントには届かなかったものの、予選Q1落ちからモナコで果敢なオーバーテイクを見せたことが高評価となり8位、ポイント獲得のベッテル(アストンマーティン)が続いた。ハミルトン(メルセデス)は終盤ペースの上がらないアロンソ(アルピーヌ)を追い抜けなかったことが評価に響き11位。フリー走行でのクラッシュからチームメイトに大きく離されているリカルド(マクラーレン)は15位、決勝見せ場を作れずクラッシュも多いシューマッハ(ハース)が最下位となった。

第6戦スペインGP

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優勝のフェルスタッペン(レッドブル)が3戦連続のトップとなった。2位以降、6戦連続で5位以内という走りを続けているラッセル(メルセデス)、優勝争いに加わるもチームプレイに徹したペレス(レッドブル)、1周目の接触で最後尾まで落ちるも5位まで挽回したハミルトン(メルセデス)が僅差の全員21点台で続いた。最後尾スタートから入賞したアロンソ(アルピーヌ)や予選の失速を入賞で挽回した角田(アルファタウリ)もポイントを稼いだ。単独スピンで順位を落とした母国サインツ(フェラーリ)は低評価となった一方で、速さを見せながらマシントラブルでリタイアとなったルクレール(フェラーリ)は高評価となり12位に入った。チームメイトから遅れを取るガスリー(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)、リカルド(マクラーレン)はポイントを伸ばせていない。

第5戦マイアミGP

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予選こそミスで出遅れたもののレース序盤に1位を取り返し優勝したフェルスタッペン(レッドブル)が最高得点。速さを見せフェルスタッペンに食らいついたルクレール(フェラーリ)が2位に入った。3位には不安定なマシンながら予選からの挽回を見せたラッセル(メルセデス)が、5位には非力なマシンながら2戦連続入賞のアルボン(ウィリアムズ)が入ったことで、優勝争いに絡めなかったサインツ(フェラーリ)とペレス(レッドブル)が実際の順位より順位を落とした。ハミルトン(メルセデス)はラッセルと比較されてか低評価となり9位となった一方、シューマッハ(ハース)との接触で順位を落としたベッテル(アストンマーティン)はそれまでの走りが評価され12位まで上がっている。パフォーマンスを示せなかったドライバーが低評価となっている。

第4戦エミリア・ロマーニャGP

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予選1位、スプリント1位、決勝1位とファステストラップの4冠を達成したフェルスタッペン(レッドブル)がほぼ満点を獲得し1位。2位と3位の顔ぶれは変わらず、4位には終盤にラッセル(メルセデス)を追い詰めたボッタス(アルファロメオ)が評価でラッセルを上回った。ルクレール(フェラーリ)は単独スピンのあと6位まで挽回したが、評価が伸びずポイントでは11位となった。DRSトレインを抜け出せず不調が続くハミルトン(メルセデス)、複数の単独スピンで悪い印象を残したシューマッハ(ハース)、サインツのリタイアの原因となり自身も挽回できなかったリカルド(マクラーレン)が低評価となった。

第3戦オーストラリアGP

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ポールトゥウィンで圧倒的な強さを見せつけたルクレール(フェラーリ)がほぼ満点を獲得し1位となった。2位と3位の顔ぶれは実際の順位と変わらず、ハードタイヤで残り1周まで走り切る驚きの戦略で10位に入ったアルボン(ウィリアムズ)が高評価となり4位に入った。熾烈なポール争いを演じながらマシントラブルによりリタイアとなったフェルスタッペン(レッドブル)は14位となった。フリー走行での単独クラッシュ、予選での後方不注意によるクラッシュ、決勝では危険走行によるペナルティがあったストロール(アストンマーティン)は低評価となった。単独スピンで2周リタイアとなったサインツは2ポイント余りしか獲得できなかった。

第2戦サウジアラビアGP

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終盤にルクレール(フェラーリ)を逆転し優勝したフェルスタッペン(レッドブル)が僅差で1位となった。自身初のポールポジションを獲得したペレス(レッドブル)がサインツ(フェラーリ)を上回り、不調のハミルトン(メルセデス)を大きく上回ったラッセル(メルセデス)が続いた。マシントラブルでリタイアとなったアロンソ(アルピーヌ)やボッタス(アルファロメオ)もポイントを稼いだが、完走した中団勢に先行を許した。単独クラッシュでペレスの優勝の可能性を奪う形となったラティフィ(ウィリアムズ)が、予選でのクラッシュと合わせて低評価となり、ほとんどポイントを獲得できなかった。

第1戦バーレーンGP

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ポールトゥウィンを決めたルクレール(フェラーリ)が最高ポイントを獲得した。電撃復帰初戦のマグヌッセン(ハース)が予想以上の走りを見せ、2位のポイントを獲得。デビュー戦でポイントを獲得した周(アルファロメオ)も高評価となった。ダブルリタイアとなったレッドブルの2人はポイントを稼ぐことができず、下位に沈んだマクラーレンの2台も低いポイントとなった。