【F1日本GP】白子駅シャトルバスの待ち時間まとめ(2026年公式・実測)

こんにちは。

2027年のF1日本GPのチケット情報が公開されました。4月11日決勝、そして初のスプリント開催ということで、来年も観客動員数の増加が見込まれます。そこで気になるのが公共交通機関の混雑です。メインの交通手段となる近鉄の白子駅からのシャトルバスは、毎年かなりの待ち時間となります。一方で、混雑緩和のため様々な工夫が行われており、来場者数に対しては混雑が落ち着いてきている印象もあります。そこで、2026年開催時、F1日本GPのLINE公式アカウントからの待ち時間目安の情報と、私がシャトルバスを利用した際の実測の待ち時間をまとめました。2027年の来場のタイミングや交通手段の選択の参考になれば幸いです。

白子駅~鈴鹿サーキット間シャトルバスの待ち時間まとめ

先に2026年3月26日(木)~3月29日(日)の4日間のシャトルバスの待ち時間を一覧で示しておきます。

曜日最大待ち時間ピーク時間帯実測待ち時間
木
120分8:30~11:00利用せず
金120分7:00~9:009:05から29分
土60分8:30~10:008:20から26分
日120分以上9:30~11:008:19から25分
3月26日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
3月27日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
3月28日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
3月29日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ

観客動員数の増加と必死の混雑対策

F1日本GPの観客動員数(来場者数)は、ホンダのパワーユニットを搭載したレッドブルの活躍、角田裕毅の参戦、映画「F1/エフワン」のヒット、円安によるインバウンド需要などがあり、2017年を底にして年々増加しています。2017年は日曜日6.7万人(3日間合計13.7万人)でしたが、2026年は日曜日13.0万人(3日間合計31.5万人)となり、日曜日はほぼ倍増、3日間の合計ではそれ以上の増加となっています。

F1日本GP観客動員数の推移(1987~2026)
1987年以降のF1日本GPの週末の観客動員数の一覧と推移のグラフ
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鈴鹿サーキットへの来場方法は、駐車場を確保しての自家用車でのアクセスのほかに、近鉄の白子駅からシャトルバス、伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩、主要都市からの高速バスなどがあります。伊勢鉄道は本数も編成の車両数も少なく、大量輸送には適していません。駅の設備も貧弱で、帰りには鈴鹿サーキット公式からも伊勢鉄道公式からも利用を避けるよう案内があるほどです。高速バスは必ず座れますが、渋滞に巻き込まれ料金も割高です。ということで、最も使われていると思われるのが近鉄白子駅とシャトルバスです。

白子駅から鈴鹿サーキットまでは徒歩60~80分程度かかるため、毎日歩いて行くのは現実的ではありません。そこで、地元の三重交通が大量のバス車両をかき集めて鈴鹿サーキットまでピストン輸送を行っており、多くの人はこれを使ってサーキットへ向かいます。大量のバスが列をなし次々に人を大量に運んでいく様子は、SNS上で「三重交通の本気」と呼ばれています。

そんな便利なシャトルバスですが、やはり待ち時間は発生してしまいます。曜日ごとに待ち時間のピークや特性も変わるので、現地観戦で見逃したくないイベントがある場合は出発する時間に注意する必要があります。駅前商店街の協力のもと、商店街の道路にずらりと大型バスを並べ、公園や駐車場を利用して待ち列を形成しています。このあたりのオペレーションは年々改善していっている印象です。待ち列は以下のような感じだったと思います。ロータリー奥側の歩道も使っていたかもしれません。

シャトルバスの待ち列を航空写真上に示したもの
地元住民や商店街の協力のもと待ち列が形成されている(地理院地図を用いて作成)

LINE公式アカウントからの情報発信がありがたい

2025年に、鈴鹿サーキットが運営するF1日本GPのLINE公式アカウント「F1 Japanese GP」が開設されました。2026年のF1日本GP開催に向けて様々な情報発信がありましたが、日本GP開催期間中もリアルタイムな情報発信があり、かなり助かりました。登録をおすすめします。

F1 Japanese GP | LINE 公式アカウント
LINE公式アカウント「F1 Japanese GP」のプロフィールページです。友だち追加して最新情報を受け取ろう。
page.line.me
外部サイト

発信内容としては、

などがあり、今回はこの中で白子駅から鈴鹿サーキットまでのシャトルバスの待ち時間目安のリアルタイム情報を公式からの情報として扱いたいと思います。

日別の待ち時間目安と実測の待ち時間レポート

というわけでここからは、木曜日から日曜日までのシャトルバス乗車待ち列の公式待ち時間目安と、私が実際に利用した際の待ち時間を紹介します。

木曜日:予想外の大混雑と大荒れのイベント

木曜日のシャトルバス待ち時間は以下のようになりました。待ち時間目安は8時半には90分となり、9時から10時半まで120分となりました。

3月26日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
木曜日は長時間に渡って大混雑となった

木曜日はF1の走行は行われませんが、ピットレーンとストレートウォーク、そしてグッズの販売は行われていました。平日で幹線道路の通行止めもなく、臨時シャトルバスも恐らくはここまでの人が来るとは予想していなかったと思われます。イベントは9時頃の開始ですが、それに合わせてか8時半の段階で公式の待ち時間目安は90分となり、それ以降は10時半まで120分、11時でも100分となりました。私は9時12分に白子駅に到着し9時21分にシャトルバス待ち列の最後尾に並びましたが、あまりの列の長さと公式の待ち時間目安に驚いて、諦めて徒歩を選択しました。10時13分に1コーナーゲートに到着できたので、バスよりは早く到着できたのではと思っています。

余談です。肝心のイベントですが、まあ酷い状態でした。2026年から一方通行で立ち止まるのが禁止のノンストップ・ピットレーンウォークとなりましたが、結局人気チームの前に人が固まりそこで人の流れが悪くなり、入口のほうは止まりたくなくても止まらざるをえない状態で、入場待ち列がどんどん伸びていくだけという感じです。スタッフが「立ち止まるな」と拡声器で怒鳴る物々しい雰囲気で、チームスタッフも驚いたような表情でした(チームスタッフ側はファンと交流したい様子が見られ、運営と意思疎通できていなそうだなと思いました)。

私は早々に抜け出して話題のディズニーコラボグッズの販売列に並びましたが、こちらはスタッフの準備不足感が否めず、複数の列を形成させるのに全然進まない列があったり、話しているだけで対応しないスタッフがいたり、先頭がすぐ見える長さの列なのに1時間以上並ぶ状態でした。購入制限が無いため考えられない量を買っていく人もおり、売り切れに怒りの声を上げる人もいました。限定グッズがメルカリにすぐに高額出品されており、こんな人たちのためにシャトルバスが動かされていると思うと悲しい気持ちになります。

金曜日:ピークは早い時間帯に

金曜日のシャトルバス待ち時間は以下のようになりました。シャトルバスは6時頃から運行されていますが、7時には90分、7時半から8時半は120分となりました。

3月27日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
時間帯を遅らせればそこまでの待ち時間ではなかった

金曜日は11時半からフリー走行1回目が行われます。それにしてはシャトルバスの待ち列が伸びるのが早く、7時半の段階で120分待ち、9時頃まで混雑が落ち着かない状態でした。木曜日の段階でグッズの売り切れの情報が出ており、グッズが欲しい人が慌てて早い時間に来たのではないかと思っています。金曜日はまだ中勢バイパスの交通規制は行われていないため、バスの本数も最大限ではありません。そのあたりもこの混雑に繋がっているのかなと思います。

私自身は、8時54分に白子駅に到着し、9時5分にシャトルバス待ち列の最後尾に並び始めました。その時点で公式の待ち時間目安は90分でしたが、並んでいる間の9時半に45分待ち表示になり、乗車は9時34分、実際の待ち時間は29分でした。

土曜日:交通規制の本領発揮

土曜日のシャトルバス待ち時間は以下のようになりました。9時まで60分を超えることなく推移し、最高でも9時台の60分となりました。

3月28日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
ピークというピークは無く60分を超えない待ち時間だった

土曜日は金曜日ほど朝から動き始める人は多くなく、予選からの人も多いからかピーク集中が見られませんでした。土日は中勢バイパスが通行止めでシャトルバス専用となり、ここからがピストン輸送の本領発揮といった形です。そのおかげで、公式の待ち時間目安も60分を超えないという驚きの結果になりました。私自身も8時20分に並び始めてから8時46分に乗車できており、公式の待ち時間目安が45分に対して実際の待ち時間は26分でした。

日曜日:遅い時間にピーク集中

日曜日のシャトルバス待ち時間は以下のようになりました。待ち時間目安は9時までは60分でしたが、10時には一気に120分となり、10時半には120分以上という案内になりました。

3月29日のシャトルバスの待ち時間を示したグラフ
午前中にイベントが無いためか遅い時間にピークが来る

4日間で最も多くの人が来場する日曜日ですが、ピークは10時台と遅めになりました。日曜日はドライバーズパレードが12時から、スタートセレモニーが13時過ぎからというスケジュールのため、金曜日・土曜日より遅めに出発する人が多かったと思われます。10時半には脅威の「120分以上」と案内されていました。実際の待ち時間は公式の待ち時間目安より短めになっていますが、120分以上まで来ると流石に歩いたほうが早いのではないかなと思います。

私自身は午前中からサーキットで楽しみたかったため、8時10分に白子駅に到着し、8時19分に待ち列最後尾に並び始めました。乗車は8時44分だったため、公式の待ち時間目安は45分~60分、実際の待ち時間は25分とピークを避けることができました。

公式待ち時間目安よりは早く乗れる傾向

金曜日から日曜日までシャトルバスを利用しましたが、LINE公式アカウントで発信されるリアルタイムの待ち時間目安より実際の待ち時間は短い結果となりました。待ち時間を多めに案内することで、混雑の分散を図る、目安より長く並ぶことになったというクレームを防ぐ、など様々事情はあると思いますが、例えば60分待ちと案内されていてもそこまでビビらなくてもいいのではないかと思います。

待っている間についても、待ち列が駐車場や公園を使って非常に長く形成できるようになっているため、人が滞留して列が進まないといったことも無く、「待たされて全然動かない」といった感覚にはならないままバスに乗車できた印象です。複数人で来ていたら話しながらあっという間に過ぎていく気がします。

4日間のまとめ

木曜日から日曜日までの待ち時間目安から分かる傾向をまとめました。

曜日結果と傾向最大待ち時間目安
木予想外の人出にシャトルバス輸送が追いつかず120分
金早めのピークで土日の交通規制ありの輸送力には敵わず120分
土バス優先の交通規制と来場時間帯の分散で弱めの混雑60分
日遅い時間帯に人が集中し週末最大の待ち時間に120分以上

木曜日がどのくらいの待ち時間・混雑になるかは、木曜日のイベントにどのくらいの人が集まるか次第だと思います。恐らく木曜日の段階でシャトルバスを金曜日以降と同じ水準まで出すのは困難で、待ち時間が金曜日以降のピーク時間帯と同程度になってしまうのはある程度仕方がないと思います。

金曜日以降は、例えば金曜日は少し遅めに出る、逆に日曜日は少し早めに出るなど工夫すれば、ピーク時間帯を避けられると思います。また、ピストン輸送の効率も白子駅の待ち列形成や乗車のオペレーションも後ろの日ほど最適化されると思いますので、公式の待ち時間目安ほどの実際の待ち時間を覚悟する必要は無いかなと思っています。

ちなみに、帰りの鈴鹿サーキットから白子駅のシャトルバスについては、私が利用したことが無いためまとめられません。恐らく帰りのほうが混雑がより集中してピーク時間帯はさらに大変なことになるのだと思いますが、私は公式の待ち時間目安にビビって歩いて帰っています。日曜日は18時に150分待ちとなっていました。


というわけで今回は、2026年F1日本GP開催時の近鉄白子駅から鈴鹿サーキットまでのシャトルバスの待ち時間まとめでした。待ち時間目安が公式から示されるのはありがたいですが、実際の待ち時間も気になると思うので、この記事が2027年の現地観戦に向けて参考になれば嬉しいです。

それではまた。