MacでGitを最新版にアップデートする

突然ですが昨日の朝、こんな情報を目にしました。

Gitに認証データを窃取される脆弱性があり、修正版が公開されたとのこと。普段あまりGit自体のバージョンを意識することはないのですが、今回は自分がMac上で使っているGitのバージョンを確かめました。

$ git --version
git version 2.23.0

結果、使っていたのはバージョン2.23.0で、これは今回の更新対象(git 2.23.1およびこれよりも前のバージョン)に含まれます。そのため修正版に更新することにしました。

Git側は2.17.x~2.26.xまでのバージョンのそれぞれに修正版を公開してくれたようなのですが、めんどくさいので最新版にアップデートしてしまいます。

$ brew install git

パッケージマネージャーにHomebrewを使っているので、Qiitaの某記事を参考に上のコマンドを実行しました。すると、

Error: git 2.23.0_1 is already installed
To upgrade to 2.26.1_1, run `brew upgrade git`.

とのエラーが。要は最新版へのアップデートはbrew upgradeコマンドを使えとのことで、Qiitaに騙されました。言われたとおりbrew upgradeコマンドを実行し、無事最新版2.26.1への更新ができました。

ちなみに、Appleが統合開発環境Xcodeの脆弱性修正版も公開しています。こちらはAppStoreから更新しました。Gitの更新をする場合、Git本体だけでなくGitごと内包するソフトウェアが使っている内部のGitの更新も必要です。統合開発環境や、SourceTreeなどのGitクライアントで別のGitをインストールしている場合は注意が必要です。

それではまた。

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