生ジョッキ缶が帰ってくる!【スーパードライフルリニューアル】

こんにちは。

発売直後から大人気で品薄の状態が続き、今は数量限定販売となっているアサヒスーパードライの生ジョッキ缶ですが、3月末にリニューアルし製造数を増やして帰ってくるそうです。というよりスーパードライシリーズ自体がフルリニューアルするそうで、今回はそのことについて紹介します。

画期的な生ジョッキ缶

1年弱前の2021年4月6日、アサヒスーパードライシリーズから生ジョッキ缶が発売されました。特殊な製法の缶を使うことで勝手に泡が立つようにし、缶詰めのような缶の口で居酒屋の生ジョッキのように缶ビールを楽しめる画期的な商品です。

コンビニで先行発売され、私もすぐに飲みました。持ち帰って冷やさずそのまま飲もうとした結果大失敗した話は下の記事から読めます。

出荷停止と数量限定販売化

そんな生ジョッキ缶ですが、SNS等で大きな話題となった結果生産が追いつかず出荷停止となりました。限定販売の商品はすぐ誰も買えない状態になり話題をかっさらうため、よく品薄商法と言われます。しかし、特殊な製法の缶を使っていること、その後も毎月の数量限定販売を繰り返しているところを見ると本当に製造が追いつかないんだろうと思っています。アサヒビールの発表によれば、生ジョッキ缶発売前と発売後の比較で、スーパードライシリーズを購入する人の数が約425万人増えたそうです。それだけ注目を集め、スーパードライシリーズの人気の底上げに繋がったすごい商品です。

ちなみに今後の発売予定ですが、2022年1月は25日、2月は22日に発売予定だそうです。この間コンビニに立ち寄ったときに置いてあったので3本くらい買いましたが、たまたまタイミングが良かったのだと思います。

3月分からリニューアル

そして生ジョッキ缶が2022年3月発売分からリニューアルされることが6日に発表されました。

生ジョッキ缶特有のリニューアルポイントとしては、まず缶自体が改善され開栓時の泡立ちまでがより早くなります。また、生産体制が強化され従来の5倍のペースで生産が可能になるそうです。発売から約1年を迎えるタイミングでのリニューアル、発売後の生産体制の見直しや購入者の声を元に改善できる点が多く見つかったということでしょうか。今より簡単に手に入るようになるのは嬉しいですね。

パッケージデザインもリニューアルされます。

生ジョッキ缶の新旧パッケージ
現行デザイン(左)とリニューアル後のデザイン(右)

新しいほうはよりシンプルに、そしてマットな仕上がりになっています。

スーパードライシリーズもフルリニューアル

実はリニューアルするのは生ジョッキ缶だけではありません。通常のスーパードライについても発売36年目にして初めてのフルリニューアルが行われるそうです。

フルリニューアルということで中身、つまりビール部分にも改良が加えられており、より飲みごたえを感じられる味わいになるそうです。個人的にはビールが好きというよりはスーパードライのキリッとした感じが好きなので、ホップの香りが強くなることにはちょっと不安がありますが、他のビールではなくわざわざスーパードライを選ぶ層に受け入れてもらえる仕上がりになっているでしょうか。

キリンラガービールは何度かリニューアルしていますが、そのたびに「飲みやすくなった」「ラガービールらしさが失われた」と賛否両論だったようです。メーカーとしては単純に改良するというだけでなく、ビール離れや酒税法の改正など様々な状況からリニューアルをしないと振り落とされる、という焦りもあるのかもしれません。古くからの顧客を大事にするのか、新しい層の獲得のため変化を選ぶのか、難しい選択ですよね。その点では生ジョッキ缶の発売は面白い試みだと思います。

2022年2月中旬以降に製造される分から新しいものに順次切り替わるそうで、3月末発売分からリニューアルとなる生ジョッキ缶も中のビール自体がリニューアルしたものに切り替わるようです。パッケージもより「Asahi」「SUPER“DRY”」部分の視認性を上げた、マットなものに変わります。


というわけで生ジョッキ缶の製造数増加と、スーパードライシリーズ全体のフルリニューアルについての紹介でした。今から3月が楽しみです。

それではまた。

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