1ヶ月ほど在宅勤務をしてわかったこと

新型コロナウイルスの感染拡大が本格化し、自分が勤めている会社も3月から自宅待機での在宅勤務(テレワーク、リモートワーク)になりました。また、世間的にも緊急事態宣言や外出自粛の呼びかけにより、生活が大きく変わってきています。

今回は、在宅勤務になって変化したこと、気づいたことを書いていきます。

1. 通勤時間が無くなった

やはり一番大きな変化は通勤に使う時間が無くなったということです。今までは会社に着く1時間ほど前に家を出ていましたが、会社に行く必要が無くなったため往復で2時間分の時間が増えたと言えます。一般の会社員にとって家は寝るだけの場所になりがちなので、家での時間が増えるのは嬉しいことです。この時間を有意義に使えていればいいのですが、結局睡眠時間と夜ふかしにあててしまっているところがあります。

2. 運動量が減った

日常的にスポーツなどいわゆる運動というものをすることはなく、また椅子に座ってパソコンに向かう毎日であるため、日々の運動は通勤時の徒歩に頼っている状態でした。自宅待機となり通勤が無くなったことで、ほぼ運動しない日が続いています。歩数計アプリによると、今までの通常の平日は大体5000~7000歩くらい毎日歩いていましたが、在宅勤務期間中は100歩を切る日も少なくありません。在宅勤務では意識的に身体を動かさないと一切運動しなくなるということがわかりました。徐々に減っていた体重も在宅勤務になってから横ばいになり、運動しなくては、とリングフィットアドベンチャーをやろうやろうと思ってなかなかやらないという日々が続いています。

3. 食欲が増えた

運動量が減っているのにもかかわらず、食欲は増えています。会社での昼ご飯は毎回コンビニに行って買うため、あまりお金をかけないことを考えていると自然と食べる量も少なくなります。また、多少お腹が空いていても我慢して間食をすることなく、家に着くまで何も口にはしません。しかし家にずっといると、大げさに言えばいつでも好きなときにご飯やお菓子を食べることができます。欲望に素直になるのです。また在宅勤務特有のストレスのようなものもあるため、今日は頑張ったからたくさん食べちゃおう、という気にもなりやすいなあと感じています。

4. 買い物が減った

会社に通勤しているときは、帰りがけに駅のそばのスーパーでその日の夜ご飯や週末の料理をするための食材を買うということをしていました。駅から家までの間にはスーパーやコンビニといったお店が無いため、駅そばで買い物を済ませておく必要がありましたが、買いたいものがあろうがなかろうが、毎日お店に寄れる環境でした。それが在宅勤務となり不要不急の外出を控えるとなると、わざわざスーパーに行くためだけに駅までの道を歩くのも億劫になってきます。買いだめは良くないと思いつつ、週末に1回スーパーに行って大量にカップ麺やお菓子などを買い込む生活に変わってしまいました。

5. ネット通販がしやすくなった

一方で、ネット通販の回数は増えています。私の家はオートロック+宅配ボックス無しという感じで、最近流行りの置き配を利用することもできず、宅配を受け取るには必ず家にいる必要があります。平日の帰宅は21時を過ぎてしまうため、コンビニ受け取りや駅の宅配ロッカー受け取りができない大きな荷物や冷蔵ものなどはなかなか注文することができませんでした。今は一日中家にいるため、基本的にいつ宅配が来ても受け取ることができます。普段わざわざ早帰りして受け取るくらいなら買わなくていいやと思っていたようなものを注文しやすくなりました。外出自粛の今宅配業者はかなり忙しくなっているようで自分もそこに加担してしまうのは心苦しいことではあるものの、便利なものは使わせてもらうことにしています。とはいえ、トイレやお風呂の最中に来られると受け取れないことは変わりないので、あまり宅配は好きではありません。

6. お腹を壊すようになった

これは原因がはっきりしなくて不思議なのですが、よくお腹を壊すようになりました。元々食べ過ぎたりするとお腹を壊すタイプではあるのですが、日常的に下痢をするというようなことはありませんでした。それが自宅待機になって2週間ほど経って、食事をするとお腹を壊すことが増えてきました。日光をあまり浴びていないことが原因なのか、ずっと座っている時間が増えたことが原因なのか、原因になりそうなことは思いつきつつもはっきりとしたことはわかっていません。ただ、会社の同僚や大学時代の同期にも同じくお腹を壊すようになった人がちらほらいるため、自宅待機・在宅勤務の何かが影響しているのではないかなと思っています。


だいたいこんな感じでしょうか。業務的にはテレビ通話が増えてコミュニケーションの間の取り方が難しいとか、音声通話だとうなずいてるだけじゃ相手に伝わらないとか、そういった話もありますが、大きな気づきは上のような感じです。

この外出自粛がいつまで続くことになるかはわかりませんが、ポジティブ思考で小さなことでも幸せを感じながら精一杯生き抜いていきましょう。

それではまた。

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