こんにちは。
2024年10月頃から、首都圏のJR線の駅の発車メロディの変更が進んでいます。駅や番線ごとにバラバラだった今までと違って路線ごとに統一された楽曲となっており、今後予定されているワンマン運転化に向けた動きなのではないかと言われています。メロディのバリエーションが減りネット上では残念がる声が多いですが、鉄道好きの一利用者として今回の変更について思ったことを書いていこうと思います。
こんにちは。
2024年10月頃から、首都圏のJR線の駅の発車メロディの変更が進んでいます。駅や番線ごとにバラバラだった今までと違って路線ごとに統一された楽曲となっており、今後予定されているワンマン運転化に向けた動きなのではないかと言われています。メロディのバリエーションが減りネット上では残念がる声が多いですが、鉄道好きの一利用者として今回の変更について思ったことを書いていこうと思います。
私は発車メロディの変更が始まっていることをYouTube動画で知りました。東京駅の新しい発車メロディを録音した動画だったのですが、その他の駅の変更状況からどうやら路線ごとに同じ楽曲が使われているらしいということが分かり、首都圏JR各線で進むワンマン運転化の準備の1つなのではないかと推測する人が多いようです(ワンマン運転化すると車両側から発車メロディを流すことになり、路線で統一しておくと扱いやすくなる)。
新しいメロディは、以下の動画はじめYouTube上で「首都圏 発車メロディ」などと検索して出てくる動画で聞くことができます。
長年使われてきた発車メロディを突如聞くことができなくなり、新しいメロディが比較的シンプルなものが多いこともあってか、当初はコメント欄が新しいメロディを感情的に否定するコメントで溢れかえっていました。今色々な動画を見るとある程度受け入れている声も多く見えます。東海道新幹線の車内メロディが「AMBITIOUS JAPAN!」から変更されたときも似たような反応だったと思います。
ちなみに「首都圏●●番」という曲名については「発車ベル使用状況」という各駅で使われている発車メロディをまとめているサイトが便宜上名付けたものであり、正式な曲名は明らかになっていません。首都圏の路線で一斉に登場したのでそのような名付けになっており、番号は登場順に左右されるのでそこまで曲名を重要視しないほうが良いと思います。
恐らくワンマン運転化を見据えた変更と思われますが、上下線で音色に違いはあるものの楽曲は路線(運行系統)ごとに統一されました(一部例外あり)。つまり、同じ列車に乗り続けていると各駅で毎回同じ発車メロディを聞くことになります。ちょっと飽きてしまいそうな気がします。むしろメロディと通勤が結びついてトラウマになりやすいかもしれません。
とはいえそもそも発車メロディが無い駅も多いですしブザーのような無機質な音の駅もあるので、贅沢な悩みかもしれません。逆に言えば駅・方向ごとに全て違う発車メロディを採用している東京メトロは相当すごいですね。
元々の発車メロディでも同じホームでバージョン違いが使われていることはありますが、音色だけでなくキーも変えてあるのが普通です。今回の新しい発車メロディはバージョン違いのキーが同じものになっており、パッと聞いただけで同じホームのどっち方面なのか分かりにくいものになっています。発車メロディを聞いて乗りたい方面の列車が来ていることに気づくこともあると思いますが、何となく誤乗が増えるような気がしています。駆け込み乗車は減らせそうですね。
今回採用されている曲は全体的にジングルっぽい雰囲気のものが多いと感じています。これまでの発車メロディはもっと展開や広がりのある曲も多かったので、つまらないと言われてしまうのも私は納得感があります。とはいえこの曲は良いなと思うものもいくつかありました。
私が好きだと思ったのは以下です(YouTubeで検索してみてください)。
逆に以下は苦手な部類でした。
もし通勤路線の発車メロディが全駅苦手なものに変わってしまった場合・・・、想像したくないですね。
というわけで今回は、首都圏のJR各線の発車メロディが路線ごとに統一され始めていることについて紹介しました。本当に全駅統一されていくのか今後の動向に注目です。
それではまた。