こんにちは。
今日は2020年3月14日に開業したJR東日本の高輪ゲートウェイ駅に行ってきたお話です。高輪ゲートウェイ駅は、縮小した東京総合車両センター田町センターの跡地、品川駅と田町駅の間に建設された、山手線にとって西日暮里駅以来の新駅です。「高輪ゲートウェイ」という駅名について、撤回を求める署名運動が行われるほど物議を醸しましたが、初めて聞いたときほどの違和感は今はなく慣れてきたかなという感じがしています。ちなみにスリーレターコードは「TGW」が充てられています。
行ってみたいと思いつつ通勤経路でも無いのでわざわざ行くのもなーと思っていたのですが、たまたまそっち方面に用事ができたので、帰りに寄ってきました。
まず駅名標です。京浜東北線のホームにあるものです。随分と横に長いですね。駅名が横に長いので仕方ありません。「ゲートウェイ」は中国語では「Gateway」とするしかないようです。
発車標です。従来のJR東日本のものとは違いかなりシックな印象です。案内表示も読みやすいLCDタイプになっています(路線名と方面も日本語と英語が入れ替わり表示になっているのは賛否両論ですが)。また、天井が高い箇所があるため天井から吊るすタイプではなくここでは柱から横に伸びるタイプで、後で出てくるものはT字型に自立するタイプもあります。
ホームから2階に上がったところです。新国立競技場を手掛けた隈研吾氏がデザインした折り紙をモチーフにしたらしい天井が特徴的で、ホームから吹き抜けになっているためかなりの開放感です。夜に行ったためこのような感じですが昼だと陽の光もかなり差し込んでくるようです。
こちらは無人コンビニです。利用はしませんでしたが、駅の利用者がほとんどいないなかでもサラリーマンと思われる男性が利用していました。また、無人とは言うものの店員さんもいました。IT化や人口減少が進むとこういったものが当たり前になっていくんでしょうか。
噂の新しい改札機です。タッチ部分を内側に傾け、よりユニバーサルなデザインになっています。高輪ゲートウェイ駅の外には用はなかったので通りませんでしたが、何人かの方が実際に利用していました。QRコードも読み取れるようになっているらしいです。実証実験段階ですが、端のほうではなく真ん中に2台どどんと置いてあるのが良いですね。
ホームへと降りていく階段からの1枚です。2階部分に屋根が無い部分が多く、吹き抜けになっています。先ほども書きましたが非常に開放感があり、電車を上から眺めることができるというのも面白いポイントです。またここまで書いていませんでしたが、床や柱が木目調になっており、良い味を出しています。
最後の1枚は、山手線ホームにあった自立タイプの発車標です。山手線は高頻度運転のため、発車時刻を表示するのではなく次の電車までの時間を表示するようになりました。銀座線みたいですね。方面表記が東京・上野・巣鴨の3駅なのも面白いです。
今日は今更ながら高輪ゲートウェイ駅に初めて行ってきたというお話でした。かなり先進的なデザインや設備で、次世代の鉄道駅のショールーム的存在になっています。今回は夜に来ましたが、昼の様子もそのうち見に行ってみたいです。あと今回はお目にかかれなかったAI案内ロボットも見てみたいですね。
それではまた。