2020年F1第1戦オーストリアGPプレビュー

こんにちは。

いよいよ今週金曜日、2020年シーズンのF1が幕を開けます。新型コロナウイルス感染拡大の影響で本来の開幕戦オーストラリアGPが直前に中止になってから、3ヶ月以上F1グランプリが無い日々を送ってきました。感染リスクは依然として高い状態ではありますが、グランプリ運営側や各チームの徹底した感染拡大防止策によってレースを行えることには感謝しかないですね。

開幕戦の舞台はオーストリア、レッドブルリンクです。元々第11戦として予定されていたオーストリアGPですが、日程はそのまま第1戦として行われることになりました。もちろん無観客、帯同できるスタッフも1チーム80人に制限されているようです。コロナ禍の新しい生活様式に合わせたグランプリウィークエンドとなりそうです。

サーキット、タイヤ、グランプリスケジュールの情報は以下の通りです。

2020年F1オーストリアGPの情報

高地が得意なホンダPUに注目

昨年のオーストリアGPでは、スタートに失敗し後退したレッドブルのマックス・フェルスタッペンが驚異的な追い上げを見せ、ライバルたちを次々とオーバーテイクし逆転優勝しました。ホンダにとっては2006年以来の優勝となり、ホンダ復活の象徴となるレースでした。高地でのレースを得意とするホンダPUですが、今年は高地以外でもメルセデスと互角にやり合うことを最低目標としており、期待が高まります。変則的なシーズンとなり、パワーユニットのシーズン中の開発は実質できないも同然の状態となっていますが、スペック1.1だという2020年のホンダPUでどこまで戦えるのか注目です。

レーシングポイントはどこまで来る

シーズン前テストでメルセデスのコピーと話題になったレーシングポイントですが、実戦となるレースでどれだけの速さを見せてくれるのかにも注目です。上位3チームに食い込むところまでは行かないと思われますが、去年安定的にベスト・オブ・レストとなっていたマクラーレンを上回ることはできるかもしれません。

フェラーリ最終シーズンのベッテル

2020年シーズン限りでフェラーリから離脱するセバスチャン・ベッテルですが、チームとの関係を維持しながらどこまで戦えるでしょうか。チームは恐らくシャルル・ルクレール寄りに傾いていくと思われますが、もしかしたら最後のF1ドライブかもしれない2020年シーズンは楽しんで走ってもらいたいものです。

コロナ時代のF1

既にレース前のセレモニーやドライバーズパレード、表彰台での表彰式は行われないことが発表されていますが、演出にこだわるリバティ・メディアがコロナ時代のF1をどのように見せてくれるのか注目です。今年F1はグランプリが始まって70周年を迎え、2020年シーズンのオープニング映像も特別なものになっています。

好き嫌いが分かれるオープニング映像で私もあまり好きではないですが、このあたりはまた別の機会に書こうかと思います。


いよいよ2020年F1シーズンが開幕します。CSスカパーを解約している人は再加入のし忘れがないようご注意ください。

それではまた。

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