2020年のF1シーズンがついに7月に開幕します

こんにちは。

6月2日についに2020年F1シーズンの開催カレンダーが発表されました。新型コロナウイルス感染拡大により開幕戦オーストラリアGPから中止や延期が続いていた2020年シーズンですが、ついに7月5日決勝のオーストリアGPで開幕を迎えることになります。

F1が無い生活は寂しいものでした。まあセバスチャン・ベッテルのフェラーリ離脱やウィリアムズの存続危機などのニュース、そしてF1公式が様々なコンテンツをYouTubeなどで公開してくれたおかげでいつもF1に触れ続けるということはできましたが、CSフジテレビNEXTは解約してしまいましたし、ワクワクして週末を迎えるということはありませんでした。F1への興味が薄れてきて毎戦見るようなことはしなくなる日は来るかもしれないとは思っていましたが、まさかF1側が無くなってしまうとは思ってもみませんでした。

そしてついに2020年シーズンが開幕します。あと約1ヶ月です。今シーズンはできないどころか来シーズンもどうなるかわからないという状況だったので、無観客とはいえこれほど早く開催できるのは様々な努力があったんだろうなあと思っています。まだ世界では新型コロナウイルスの脅威が続いているので、例えばドライバーが感染したらどうなってしまうんだろうとか、手放しで喜べるものではないのかもしれませんが、そこは運営や政府・自治体を信用したいと思います。

さて、発表された2020年改訂版スケジュールを見ていきます。

決勝日ラウンド名称サーキット
7月5日1オーストリアGPレッドブルリンク
7月12日2シュタイアーマルクGPレッドブルリンク
7月19日3ハンガリーGPハンガロリンク
8月2日4イギリスGPシルバーストン
8月9日570周年記念GPシルバーストン
8月16日6スペインGPカタロニア
8月30日7ベルギーGPスパ・フランコルシャン
9月6日8イタリアGPモンツァ

注目は、オーストリアとイギリスでそれぞれ2回ずつ開催されることです。オーストリアの2レース目は開催地にちなんで「シュタイアーマルクGP」という名称で行われます。F1は1国1開催が原則となっており、同じ国で2グランプリ開催する場合は、ヨーロッパGPやパシフィックGPといった名称が付けられていました。そして、イギリスの2レース目は「70周年記念GP」という名称です。F1は1950年にイギリスのシルバーストンで初めてのグランプリが行われてから70周年を迎え、それに合わせた記念レースとして行われるようです。F1がリバティメディアの運営になってから演出面で様々な工夫がされているので、記念GPも何かしらありそうですね。

そしてもう1つ見逃せない点は、なんと3連戦が2セット続くということです。2018年に初の3週連続開催をやり、チームスタッフにかなりの負担があったのは記憶に新しいですが、またやるようです。しかも2回。7月に始めて年間15~18レースを目標にしているということで、ヨーロッパでできるうちに詰め込んでおこうということなのかもしれません。ずっと休んでいた状態からいきなり3連戦が2回はチームやドライバーにとってかなりの負担になりそうではありますが、1ファンとしては嬉しいとも思います。ぜひ何事もなく進んでほしいところです。

暫定的に第8戦までのカレンダーになっていますが、アメリカ大陸やアジア、中東での開催も調整中とのことです。日本GPは予定通りの日程で開催できるでしょうか。観客を入れての開催は10月だとまだ難しいでしょうか。いずれにしても2020年のF1シーズンが開催できることは嬉しいことなので、純粋な気持ちで楽しみたいと思います。といってもまだ1ヶ月あるので確実に開催できると決まったわけではないでしょうけどね。

それではまた。

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