豪華客船の飛鳥IIを見てきた【インターコンチネンタル横浜Pier 8】

豪華客船の飛鳥IIを見てきた【インターコンチネンタル横浜Pier 8】

こんにちは。

先日横浜・みなとみらいにあるホテル、インターコンチネンタル横浜Pier 8に宿泊しました。ちょうどそのとき、大さん橋に豪華クルーズ客船の飛鳥IIが停泊しており、その様子を海上・陸上から見てきたので写真とともに紹介します。

飛鳥IIとは

実のところ、飛鳥IIについての知識はほとんどありません。豪華客船に乗れるような人間ではないので当然なのですが、その存在は交通・旅行系YouTuberのスーツさんの動画を見て知っていました。

飛鳥IIは横浜港を母港とする日本最大の客船で、900人程度の乗客を乗せることができます。数日間で神戸や別府などに寄港するクルーズもあれば、3ヶ月以上かけて世界一周するクルーズもあるようです。横浜~神戸の2泊3日クルーズだと、客室タイプに応じて10~50万円くらいの旅行代金になります。今の私にはとても手が届きません。

インターコンチネンタル横浜Pier 8に宿泊

と言いながら、今回は新港ふ頭の横浜ハンマーヘッドにある高級ホテル、インターコンチネンタル横浜Pier 8に宿泊しました。5階建てと決して背が高いホテルではありませんが、海側も市街側も素晴らしい景色を見ることができます。

インターコンチネンタル横浜Pier 8の外観
インターコンチネンタル横浜Pier 8のエントランス。建物は商業施設と一体化している

屋上に出れば海側の景色を一望できます。海上保安庁の船、横浜ベイブリッジ、工場地帯の煙突から立ち上る煙まで見ることができます。雲ひとつ無い冬晴れだったので、素晴らしい景色を見ることができました。

ホテル屋上からの景色
屋上からは横浜ベイブリッジ、鶴見つばさ橋などを見ることができる

宿泊した部屋は「1ベッド クラシック ヨコハマハーバービュー クラブアクセス」という部屋です。少し前まで「クラブインターコンチネンタル ダブル ベイビュー」という名前だったようですが、最近「ベイビュー」「シティビュー」という客室名を「ヨコハマハーバービュー」「みなとみらいビュー」という名称に変更したようです。クラブラウンジ(クラブインターコンチネンタル ラウンジ)が利用できるプランになります。ダブルベッドはキングサイズでした。

宿泊した部屋の内観
落ち着いた雰囲気の客室

今回のようにクラブラウンジが使えるプランを選択すると、専用のラウンジでアフタヌーンティーやお酒、軽食を食べることができます。時間帯によって提供されるメニューが異なるので、何度も行ってラウンジのみで十分お腹を満たすことができます。

クラブラウンジでのシャンパン
乾杯はシャンパン

宿泊者専用クルーズ船から見る飛鳥II

ホテルが用意しているアクティビティの1つに、宿泊者限定のクルーズがあります。小型の船に乗って港やみなとみらいの運河をまわります。ガイドの方が船から見えるものを様々説明してくれるのですが、ちょうど今回飛鳥IIが停泊していたため、目の前まで近づいて海側からの飛鳥IIを見ることができました。クルーズは夕方と夜の2回あるのですが、冬なので1回目の時点で日はだいぶ傾いており、かなり寒かったです。夜は夜で夜景が綺麗だとは思いますが、冬は夕方の回がおすすめです。

というわけで海側から見ることができた飛鳥IIの姿がこちらです。

海側から見た飛鳥II
左舷に夕日を浴びる飛鳥II
ほぼ正面から見た飛鳥II
ガイドさんいわく、船首側からの姿はなかなか見ることができない

そもそも船自体に馴染みがないのですが、ここまで大きな船を目の前で見たのは初めてでした。圧倒的な存在感です。客室の扉が大量に並んでいる姿はそこらのマンションとは比べ物になりません。冷たい風を直で浴びるデッキに出て震える手でカメラを構えた甲斐がありました。

赤レンガ倉庫付近から見る飛鳥II

クルーズ船を降りたあとは、クリスマスマーケットが開かれている赤レンガ倉庫に向かいました。クリスマスマーケットは正直人が多すぎて何がなんだかよく分かりませんでしたが、その奥の水上バス乗り場あたりから夜の飛鳥IIの姿を見ることができました。

夜の飛鳥II
船上の明かりが海面に反射している

明かりがつくとまた違った雰囲気です。海面に明かりが反射し、なかなか幻想的です。船体上部で光る「ASUKA II」の文字もなかなかかっこいいです。

大さん橋から見る飛鳥II

翌日は飛鳥IIが停泊している大さん橋まで行って、間近で飛鳥IIを見ました。

飛鳥IIの船尾と海上保安庁の巡視船
海上保安庁の巡視船あきつしまとのツーショット

周辺には海上保安庁の拠点もあり、海上保安庁の船も多く見られます。大さん橋からは巡視船あきつしまとのツーショットを撮ることができました。当たり前かもしれませんが、飛鳥IIは正面から見たほうがかっこいい気がします。ホテルのクルーズ船でガイドさんが強調する理由が分かりました。

船体上部の船名ロゴ部分
船名のロゴ部分に拡大

せっかく船に近づいたので、夜に光っているのを見た「ASUKA II」の部分を拡大して撮ってみました。冬晴れの青空によく映えます。

今回色々な時間帯に色々な方向から飛鳥IIを見ました。その存在感に魅了されましたが、乗ってみたいという気分にまではなりませんでした。まだ早いというよりは、一生乗らずに終わるような部類の乗り物なのかなと思います。


おまけですが、大さん橋から市街方面を見ると、ビルの合間に富士山が見えました。よこはまコスモワールドの観覧車に乗れば見えるのは知っていましたが、大さん橋も結構高い位置まで登ることができるので、富士山が見えるんですね。

ビルの合間から見えた富士山
雪を被った富士山が大さん橋から見えた

ビルだけじゃなくクレーンや飛鳥IIにも阻まれてしまっていますが、見えると思っていなかった富士山が見えたのはラッキーでした。冬で空気が澄んでいるのも見えやすい要因でしょうか。


というわけで今回は、インターコンチネンタル横浜Pier 8に宿泊した際に、たまたま停泊していた飛鳥IIを見てきた話でした。みなとみらい周辺は何度も訪れていますが、行くたびに新しい発見があって面白いです。今後も頻繁に行きたいエリアです。

それではまた。

関連記事