モバイルPASMOユーザーがモバイルSuicaでグリーン車に乗る(グリーン券購入に罠)

こんにちは。

私は普段鉄道で移動する場合、通勤定期の都合でモバイルPASMOを使っています。ただモバイルPASMOではグリーン券の購入ができないため、グリーン券の購入のためだけにモバイルSuicaを初めて使いました。今回は、モバイルPASMOユーザーがモバイルSuicaを使ってグリーン車に乗る方法と、モバイルSuicaでのグリーン券購入時の罠について紹介します。

グリーン券購入はモバイルPASMOユーザーには不便

私は首都圏在住ですが、自宅と会社の最寄り駅がどちらもJR東日本の路線ではないため、通勤定期をSuicaで作ることができません。Suicaを持っていると色々便利なことも多いですが、仕方なくPASMOモバイルPASMO)を使っています。

Suicaを持っていると便利なことの1つとして、普通列車グリーン車の利用があります。詳細は以下の記事で紹介していますが、モバイルPASMOユーザーがグリーン車に乗る場合はグリーン車Suicaシステムが使えないため、改札外の券売機で現金で磁気グリーン券(きっぷ)を購入する必要があります

モバイルPASMOでグリーン車に乗る方法と注意点
こんにちは。JR東日本の一部路線では、普通列車に2階建てのグリーン車が連結されています。数百円プラスで進行方向向きの座席にゆったり座れるとあって、ちょっとした贅沢として使うことも多いです。そんなグリーン車にはグリーン車Suicaシステムが導入されていますが、モバイルPASMOでは利用することができません。モバイルPASMOでJR東日本の普通列車グリーン車を利用する方法を紹介します。2023/12/16追記12月15日に普通列車グリーン車の料金体系変更が発表され、モバイルPASMO利用者がグリーン車を利用しようとすると割高になることになりました。料金体系変更の影響については以下の記事をご覧ください。
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また来年2024年3月のダイヤ改正以降は、Suica(モバイルSuicaやApple PayのSuica含む)やSuicaと相互利用可能な交通系ICカード(物理カードのみでモバイルタイプは除く)以外、すなわちモバイルPASMOユーザーが購入することになる磁気グリーン券の料金が割高になることも発表されています。モバイルPASMOユーザーにとってはそもそも不便なものがさらに割高になってしまうことになります。詳細は以下の記事で紹介しています。

【改悪】モバイルPASMOでグリーン車に乗ると割高に【実質値上げ】
こんにちは。12月15日に鉄道各社が来年3月のダイヤ改正の概要を発表しました。ダイヤ改正は関連するサービスの内容変更が行われやすいタイミングでもあり、JR東日本が普通列車グリーン車の価格体系の変更を発表しています。短距離利用者やSuica利用者には良い変更ですが、モバイルPASMOでグリーン車に乗る人にとっては改悪となりました。モバイルPASMO利用者がどういった影響を受けるのか紹介します。
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グリーン券だけモバイルSuicaで

これまで数回あったグリーン車に乗るタイミングでは、磁気グリーン券をわざわざ買っていました。先日もグリーン車に乗る機会があったのですが、流石に面倒になってきたのとダイヤ改正以降のことを考えて、ついにモバイルSuicaに登録してみました。

改札を通るときに使う交通系ICカードと、グリーン券を購入するSuica・モバイルSuicaは一致している必要はありません。今回の場合は普段使っているモバイルPASMOで改札を通り、あらかじめアプリ上でグリーン券を購入しておいたモバイルSuicaでグリーン車に乗車しました。

乗車に利用していないSuicaでグリーン券を購入しても使えますか? | モバイルSuica よくあるご質問:JR東日本
Suicaグリーン券は、当該Suicaで乗車(SF又は定期券利用)していなくても購入・利用可能です。
msfaq.mobilesuica.com
外部サイト

モバイルPASMOとモバイルSuicaの併用

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、おサイフケータイに対応している最近発売されたスマートフォンであれば基本的に併用可能です。対応している機種の詳細はモバイルPASMOサポートページに記載があります。

「モバイルPASMO」と「モバイルSuica」の両方を利用できる機種を知りたい。 | モバイルPASMOサポート
ご利用のスマートフォンの機種によっては「モバイルPASMO」と「モバイルSuica」どちらか一方、または両方を設定することができます。 機種により以下の3タイプに分類されます。 TYPE①
support.mobile.pasmo.jp
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おサイフケータイアプリで交通系ICカードのメインカードを切り替えることができるので、駅の改札を通る際はモバイルPASMOをメインカードに、グリーン車に乗って座席上部にタッチするときはモバイルSuicaをメインカードに設定することで、モバイルPASMOとモバイルSuicaを併用してグリーン車に乗ることができます。例えば降車時にメインカードをモバイルPASMOに戻し忘れると、Suica側では改札の入場記録が無いために改札を通ることができません。スムーズに改札を通るためにメインカードの切り替えを忘れないようにしておく必要があります。

私はAndroidユーザーなのでApple PayのSuica・PASMOについては詳しくありませんが、iPhoneのウォレットアプリのエクスプレスカードを設定することでこちらもSuicaとPASMOを使い分けながら改札を通れるようです。

一台の端末でPASMO/Suicaを登録しており、PASMOが優先的に使われるようにしたい。 | Apple PayのPASMOサポート
ウォレットアプリより、エクスプレスカードを設定することでPASMOを優先的に使うように設定できます。 エクスプレスカードの設定方法についてはこちらをご確認ください。
support.mobile.pasmo.jp
外部サイト

グリーン券はSuica残高では買えない罠

というわけでわざわざグリーン車にスムーズに乗るためだけにモバイルSuicaに登録したわけですが、グリーン券購入時に思わぬ罠がありました。グリーン券の購入にはモバイルSuicaのチャージ残高を使うことができませんモバイルSuicaでのグリーン券の購入はクレジットカードかGoogle Payで支払う必要があります。Google Payの支払い方法も結局クレジットカードなので、実質クレジットカードのみで支払い可能ということになります。

Suicaグリーン券をSF(電子マネー)で購入できるか? | モバイルSuica よくあるご質問:JR東日本
Suicaグリーン券をモバイルSuicaのSF(電子マネー)で購入することはできず、クレジットカード決済に限ります。 Suicaグリーン券購入の手順はこちら
msfaq.mobilesuica.com
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Suicaグリーン券をモバイルSuicaのSF(電子マネー)で購入することはできず、クレジットカード決済に限ります。

公式のFAQにもこのように記載があります。SFとはStored Fare(電子マネー残高)のことです。

今回私はその事実を知らず、通常の鉄道移動では使わないモバイルSuicaに1,000円チャージしてしまいました。券売機でカードタイプのSuicaを使ってグリーン券を購入する場合はチャージ残高から引かれるため、モバイルSuicaもそうだろうと勝手に思い込んでいました。払い戻しには手数料がかかるため、払い戻せず使われもしない悲しい残高となってしまいました。


というわけで今回は、モバイルPASMOがモバイルSuicaを使ってグリーン券を購入・併用する方法と、モバイルSuicaでグリーン券を購入する際の罠について紹介しました。併用するとメインカードの切り替えが少々厄介ですが、磁気グリーン券を買うよりは遥かに楽だったので今後もモバイルSuicaを活用していきたいと思います。

それではまた。

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