色差・色距離・見分けやすさ計算ツール(色覚多様性対応)

2つの色の色差をCIEDE2000色差式に基づいて計算し、見分けやすさを確認できます。様々な色覚特性をシミュレーションしたうえでの色差も確認できるので、色覚多様性に配慮した色の選択にご活用ください。

#000000
R: 0 / G: 0 / B: 0
#000000
R: 0 / G: 0 / B: 0
色覚特性 色差(⊿E00) 見分けやすさ
正常色覚 0.00 同色
1型2色覚 0.00 同色
2型2色覚 0.00 同色
3型2色覚 0.00 同色

ツールの概要

色覚異常は、色を認識する能力である色覚が人類の大多数とは違う(正常ではない)状態のことです。遺伝による先天性の色覚異常者は日本人では男性の20人に1人、女性の500人に1人いると言われており、近年ではどんな色覚の人にも誤解なく情報を伝えられるよう色使いに配慮するカラーユニバーサルデザインという取り組みも広がってきています。

このページでは、カラーピッカーで指定した2色の色差(色同士の距離)を自動で計算し、どの程度離れた色なのか、見分けやすい色なのかを調べることができます。また、色覚異常のほとんどを占める2色覚(赤系・緑系・青系のいずれかの色に対して反応する細胞が異常状態)の3パターンについて見分けにくさをシミュレーションし、その場合の色差を見ることができます。これにより、正常色覚では見分けやすくても色覚異常者には見分けにくい色の組み合わせを見つけ、色覚異常者に配慮した色の選択をすることができます。

自由に色を指定できますが、カラープリセットという形であらかじめ2色の組み合わせもいくつか用意しています。こちらは見分けにくさについて話題になった色や、個人的に見分けにくいなと感じた組み合わせが含まれています。

色差について

このツールでは色差の計算にCIEDE2000という計算式を利用しています。人間が知覚できる全ての色を表せるCIELAB色空間における色の距離を計算する複雑な式です。その計算結果は⊿E00と表され、その数値の大きさによって見分けにくさを表現しています。このツールでは、「容易に可能」「可能」「難しい」「非常に難しい」「ほぼ不可能」「不可能」の6段階で表現しています。

色覚異常の呼称について

色覚異常は色覚障害とも言い、その程度によって色盲色弱と言ったりもします。私自身も色覚異常者であり、色覚異常という名称に違和感はありません。しかし、「異常」や「障害」といった言葉に差別的な印象を受けたり、色盲や色弱といった言葉によって色が見えないと誤解したりする人がいるのも事実です。近年では色の見え方について色覚特性と呼んだり、人によって色覚特性が異なることについて色覚多様性と表現したりします。個人的には学問としての名称は区別してほしいのと、少数派であることについて濁すような表現はしないでほしいなと思っています。

ツールとしての正確さについて

このツールを利用するにあたって、以下の点には注意が必要です。

  • 様々な情報源を元にした計算式や指標を使っていること
  • 色空間(表色系)同士の変換を繰り返しているため、JavaScriptの制限により計算誤差が発生していること
  • 画面上の色はRGBで表現され、ディスプレイによって実際の色の見え方は変わること
  • 作成者は色の専門家ではないこと
  • プログラムにミスがあるかもしれないこと(十分な検証を行っていないこと)

このように完全に信用するには値しないツールとなっているので、学術研究や正確な値を必要とするようなものには使用しないでください。このツールを使用したことによる不利益について責任は負いかねます。