キングダムハーツダークロードの残念なゲームシステムとストーリーへの期待

こんにちは。

キングダムハーツダークロード(以下KHDR)の配信が始まって数日が経ちました。このゲーム、ほとんど放置ゲームです。正確にはバトル中にAUTOモードを使っている場合は放置ゲーム、という感じですが、いったいプレイヤーの何%がAUTOモードを使わずにプレイしているのかと考えたくなるゲームシステムになっています。

先に断っておきますが、私はこのゲームに一切課金するつもりはありません。ユニオンクロス(KHUC)にそれなりに課金したものの飽きてしまい、今回のKHDRについても復帰というよりはどのような感じか様子を見ているといった状態です。とまで言っておいて今後課金していたら笑ってください。

ストーリーを進めるだけでも一苦労

このゲームでは主人公のゼアノートと仲間たちが敵を倒すことでBPが貯まり、それを使ってゼアノートのレベルを上げることができます。ただ、サービス開始数日の今でも、レベルを上げるのに相当なBPが必要になっています。現状自分のステータスで9,800体ほどの敵を倒して71,000BP獲得するといった感じなので、かなりの時間がかかります。

ちなみに今は朝に無限に敵が湧くフリーバトルでAUTOモードにした状態で家を出て、仕事を終えて帰ってくると60,000BPほど貯まっている、という感じです。もちろん課金して強いカードを集めていけばもっと効率よく敵を倒してBPを集めることができるとは思いますが、始まったばかりでカードの種類も少なく、課金もしていないのでこれが限界です。次のクエストに進むためにハートレスを数百体倒すというようなミッションが当たり前にあるゲームなので、運営側も認める放置ゲームといったところでしょう。

しかし放置ゲームと言いながら、時間経過によるわけでもなくバックグラウンドでバトルを続けることもできません。つまり、フリーバトルで無限に敵を倒し続けてBPを稼ぐには、スマホの画面を常にオンにしている必要があります。こうなってくると、仕事に持っていくメインのスマホでは絶対にできません。そういうわけで現在はサブ機にアプリをインストールし、日中は充電ケーブルを繋いだままひたすらAUTOモードで敵を倒し続けているというわけです。これ、果たしてゲームなんでしょうか。

ストーリーには期待

キングダムハーツの新作・サントラが発表された【KINGDOM HEARTS 2020】で、「χ編であるKHUCと同じアプリ内で配信されるのは開発上の都合以上の理由がある気がします」と書きました。ゲームシステムを見た今考えると、とても単体で出せるようなスマホゲームではない=開発上の都合というふうに考えてしまうのですが、それでもやはりそれ以上の理由が「ユニオン クロス ダーク ロード」という名前に込められていると感じます。KHDR単体のロゴは無いですし。χのプレイヤーの回想シーンのような夢を見るゼアノートから物語が始まっているので、ストーリー的にも関わりはあるのでしょう。

そしてヴェル、ブラギ、ウルド、ヘルモーズ、マスター・ウォーデンの5人と、まだ姿が明かされていないバルドルという新キャラが登場します。エピソード1のラストはかなり衝撃でしたが(ミスリードもありえますが)、今後このキャラたちの物語にも注目です。また、KHReMindでは黒コートを来た青年時代のゼアノートとマスター・オブ・マスターが会話しているシーンもあります。今回のエピソード1のラストはそのシーンへと繋がると思われる部分で、ゼアノートの前髪がイメチェンしている理由もKHDRのストーリーで明かされるのでしょう。にしても若い頃のエラクゥスはとてもあの光絶対おじさんの若い頃とは思えないくらいやんちゃで明るいですね。KH3でスカラ・アド・カエルムの窓際でチェスをしていたゼアノートとエラクゥスが作中では「黒い服の少年」「白い服の少年」としか書かれていないのも気になります。


KHDRは、一旦お蔵入りになったゼアノートの過去編を作品化するために作られたとしか思えないゲームシステムですよね。それならKHXBCのようにHD映像作品にしてくれてもよかったかもしれません。とはいえ自分はあまりゲームが得意ではなく飽きっぽいので、こういう無心でできる系のゲームは割と好きです。今日も明日もたくさん放置していこうと思います。

というわけで今回はKHDRのゲームシステムとストーリーについてでした。ゲームシステムの改善と今後のストーリー展開に期待です。

それではまた。

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