キングダムハーツ 作品一覧・あらすじ・キーワードまとめ

ディズニーとスクウェア・エニックスが展開する大人気アクションRPG「キングダムハーツ」シリーズについて、作品一覧やあらすじ・ストーリーをまとめています。作品数が多くついていくのが難しいシリーズですが、シリーズ全体の大まかな理解の助けになれば幸いです。

対象の読者

  • シリーズに興味があるが、全てをプレイする時間は無いのでストーリーを大まかに知って追いつきたい人
  • シリーズの一部作品をプレイしてきたので、その他の作品のストーリーを知りたい人
  • シリーズをプレイしてきたが、ストーリーを忘れたので復習したい人
  • 作品やリメイク版などについてまとまった情報が見たい人

略称や表記については公式のものやファンの多数が使用しているものと異なっている場合があります。また、あらすじについてはかなり省略して書いているため、完全な理解には不十分です。後の作品に絡んでこない部分は書いていない場合もあるので、ストーリー映像を見返すのがおすすめです。

シリーズ概要

キングダムハーツシリーズは、2002年に初代作品が発売された3DアクションRPGです。ディズニーと日本のスクウェア・エニックスの共同制作となっており、様々なディズニー作品のキャラクターの登場や、光と闇、心や絆をテーマとした複雑ながら感動的なストーリー、初心者でもやりこみたい人でも楽しめる爽快なアクションが魅力です。シリーズオリジナルのキャラクターであるソラという少年が主人公で、様々なディズニー世界を巡りながら闇の勢力と戦い、傷つきながらも大切なことを学んでいく物語になっています。ライセンスはディズニー、開発はスクウェア・エニックスという形になっていますが、シリーズのディレクターはスクウェア・エニックスの野村哲也氏が務めており、ファイナルファンタジーシリーズに通ずる世界観も多く見られます。

大きなストーリーの流れ

シリーズは2002年に発売された初代作品から2019年に発売されたKH3までと、それ以降の作品で大きく2つのフェーズに分けることができます(公式もそう分けています)。

1つはKH3まで続いてきた「ダークシーカー編」で、ソラの前に立ちはだかる闇の探求者(ダークシーカー)の企みを止めるストーリーです。そして2番目は「ロストマスター編」となっており、ダークシーカー編と並行して展開されていたスマホゲーム中心のストーリーから続くものになっています。メインのキャラクターを除いてダークシーカー編に出てきたキャラクターはロストマスター編に出てこなくなることも予想されますが、メインストーリーや世界観については継続したものになるため、ロストマスター編の展開が発表された今の段階でキングダムハーツシリーズを始める人でも、ダークシーカー編のストーリーや重要な要素については把握しておく必要があります。

とっつきにくい理由

キングダムハーツシリーズはディズニー作品の世界が忠実に再現されており、ディズニー好きは必見のゲームです。一方で、キングダムハーツ好きであってもなかなか未プレイの人にプレイをおすすめしにくいところがあります。つまり、簡単に言えばこのシリーズはとっつきにくいのです。

まず、作品数が多いことがその理由に挙げられます。リメイク版などの派生作品を含まないいわゆる「作品」として数えても、2022年4月時点で14作品あります。これらの作品は独立したストーリーではなく、またソラが主人公のメインストーリーとなるナンバリング作品はKH1、KH2、KH3の3作品だけであるにもかかわらず、「外伝」と呼ばれる作品も含め全ての作品のストーリーが繋がったものになっています。つまり、作品の1つでも知識が欠けるとストーリーを追いにくくなると言うことです。

作品数が多いことにも関連しますが、ストーリーが非常に難解なことも理由の1つです。KH1こそ続編が無くても成り立つようなストーリーでしたが(それでもかなり複雑ですが)、それ以降の作品は敵対勢力もシリーズオリジナルのキャラクターが中心となりまたその数も多いことから、多くのキャラクターの名前や特徴を覚えていかなければなりません。旅の目的もどんどん複雑になっていくなかで多くの伏線がばらまかれているため、その時点で明らかになっていることとなっていないことをはっきり理解し、進めていく必要があります。ストーリーでの会話以外の説明ややりこみ要素で得られる各レポート、そして公式攻略本であるアルティマニアシリーズを読まないと説明されない要素もあり、全てを理解するには相当な時間と頭を使います(偉そうに書いている私も全てを理解しているわけではありません)。

それでもプレイする、ストーリーを知るに値する素晴らしいゲームであることに変わりはありません。そういうわけでこのようなページを作っています。シリーズ理解の手助けになればと思っています。

作品一覧

シリーズ作品はファイナルミックス版やDLCの展開、HDリマスターやリメイク作品化が行われていますが、ここではそれらの共通部分としての「作品」として一覧にしています。対応ハードには派生作品の対応ハードを含んでいます。

タイトル 略称 対応ハード 発売日
KINGDOM HEARTS
キングダム ハーツ
KH1 PS2
PS3
PS4
XONE
PC
Switch
2002/03/28
KINGDOM HEARTS
CHAIN OF MEMORIES

キングダム ハーツ
チェイン オブ メモリーズ
KHCOM GBA
PS2
PS3
PS4
XONE
PC
Switch
2004/11/11
KINGDOM HEARTS II
キングダム ハーツII
KH2 PS2
PS3
PS4
XONE
PC
Switch
2005/12/22
KINGDOM HEARTS
358/2 Days

キングダム ハーツ 358/2 Days
KHDays DS
PS3
PS4
XONE
PC
Switch
2009/05/30
KINGDOM HEARTS
Birth by Sleep

キングダム ハーツ
バース バイ スリープ
KHBbS PSP
PS3
PS4
XONE
PC
Switch
2010/01/09
KINGDOM HEARTS coded
キングダム ハーツ コーデッド
KHcoded 携帯電話
DS
PS3
PS4
XONE
PC
Switch
配信開始:
2009/06/03
完結:
2010/01/28
KINGDOM HEARTS
Dream Drop Distance

キングダム ハーツ
ドリーム ドロップ ディスタンス
KHDDD 3DS
PS4
XONE
PC
Switch
2012/03/29
KINGDOM HEARTS χ[chi]
キングダム ハーツ キー
KHX PC 配信開始:
2013/07/18
サービス終了:
2016/09/01
KINGDOM HEARTS
Unchained χ

キングダム ハーツ
アンチェインド キー
KINGDOM HEARTS
Union χ[Cross]

キングダム ハーツ ユニオン クロス
KHUX iOS
Android
配信開始:
2015/09/03
リニューアル:
2017/03/23
完結:
2021/05/31
KINGDOM HEARTS
χ Back Cover

キングダム ハーツ キー バック カバー
KHXBC PS4
XONE
PC
Switch
2017/01/12
KINGDOM HEARTS
0.2 Birth by Sleep
-A fragmentary passage-

キングダム ハーツ
0.2 バース バイ スリープ
-フラグメンタリー パッセージ-
KH0.2 PS4
XONE
PC
Switch
2017/01/12
KINGDOM HEARTS III
キングダム ハーツIII
KH3 PS4
XONE
PC
Switch
2019/01/25
KINGDOM HEARTS
DARK ROAD

キングダム ハーツ
ダーク ロード
KHDR iOS
Android
2020/06/22
KINGDOM HEARTS
Melody of Memory

キングダム ハーツ
メロディ オブ メモリー
KHMoM PS4
Switch
XONE
PC
2020/11/11
KINGDOM HEARTS
Missing-Link

キングダム ハーツ
ミッシング リンク
KHML iOS
Android
未定
KINGDOM HEARTS IV
キングダム ハーツIV
KH4 未定 未定

KHBbSはKHcodedの完結より後の発売ですが、リメイク版のKHRecodedにKHBbSから繋がるストーリーが含まれているためKHBbSより後に記載しています。

KHDDDは元は3DSで発売された「KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]」ですが、3Dは3DSの特性を考慮して付けられた名称であること、後のリマスター作品は2Dであることを踏まえ、作品名は「KINGDOM HEARTS Dream Drop Distance」としています。

作品の時系列

作品の時系列を図にまとめてました。なお、未発売・未完結の作品は含めていません。また、回想シーンや一部シーンでの時系列的なジャンプは含めていません。

キングダムハーツシリーズ作品の時系列
キングダムハーツシリーズ作品の時系列

シリーズ作品は基本的に連続したストーリーが展開されています。一方でいくつかメインストーリーと並行して話が進むものがあるほか、KHBbSとKH1は約10年の間隔が、KHXなどχ系列の作品はソラたちの時代からは遠い昔、おとぎ話と呼ばれる時代とされています。

派生作品一覧

ファイナルミックス版やリメイク作品、DLC(ダウンロードコンテンツ)などオリジナル版が発売された後に一部要素を追加・変更したうえで発売された派生作品の一覧です。後のHDリマスター作品には派生作品が収録されています。

基本作品 タイトル 略称
KH1 KINGDOM HEARTS
FINAL MIX

キングダム ハーツ
ファイナル ミックス
KH1FM
KHCOM KINGDOM HEARTS
Re:Chain of Memories

キングダム ハーツ
Re:チェイン オブ メモリーズ
KHReCoM
KH2 KINGDOM HEARTS II
FINAL MIX

キングダム ハーツII
ファイナル ミックス
KH2FM
KHBbS KINGDOM HEARTS
Birth by Sleep
FINAL MIX

キングダム ハーツ
バース バイ スリープ
ファイナル ミックス
KHBbSFM
KHcoded KINGDOM HEARTS
Re:coded

キングダム ハーツ
Re:コーデッド
KHRecoded
KHDDD KINGDOM HEARTS
Dream Drop Distance HD

キングダム ハーツ
ドリーム ドロップ ディスタンス HD
KHDDDHD
KH3 KINGDOM HEARTS III Re Mind
キングダム ハーツIII リマインド
KH3RM

ファイナルミックス版は、日本語版から遅れて発売される北米版をベースに英語音声や追加要素付きで発売された完全版のことです。ストーリーも補完や追加が行われており、そのストーリーが前提に次の作品が続いていきます。HDリマスター作品に収録されたファイナルミックス版は日本語音声へと変更されています。

リメイク版は、携帯ハードや携帯電話など限られた環境でしか遊べなかった作品を、グラフィックやゲームシステムを刷新したうえで遊べるようにしたものです。KHDDDHDはHDリマスター作品ですが、3DS用の2画面かつ立体視のゲームシステムをPS4用に落とし込んだリメイク作品とも言えます。

KHシリーズ初のDLCとなったKH3RMは、ファイナルミックス版と同じように本編の補完やストーリー追加が行われていますが、KH3本体を持っていないと遊べない形となりました。容量の問題でカットされたストーリーや、次の作品に繋がるストーリーが描かれています。

販売タイトル一覧

収録作品単体で発売されたものとは別に、パッケージとして販売されたタイトルの一覧です。HDリマスターのコレクション作品などを含みますが、発売当初の限定版やハードウェアとのセット販売品などは含んでいません。

タイトル・収録作品 略称
KINGDOM HEARTS II FINAL MIX+
キングダム ハーツII ファイナル ミックス+
  • KINGDOM HEARTS II FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Re:Chain of Memories
KH2FM+
KINGDOM HEARTS HD 1.5 ReMIX
キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス-
  • KINGDOM HEARTS FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Re:Chain of Memories
  • KINGDOM HEARTS 358/2 Days(映像作品)
KH1.5
KINGDOM HEARTS HD 2.5 ReMIX
キングダム ハーツ -HD 2.5 リミックス-
  • KINGDOM HEARTS II FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Birth by Sleep FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Re:coded(映像作品)
KH2.5
KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue
キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ
  • KINGDOM HEARTS Dream Drop Distance HD
  • KINGDOM HEARTS χ Back Cover(映像作品)
  • KINGDOM HEARTS 0.2 Birth by Sleep -A fragmentary passage-
KH2.8
KINGDOM HEARTS HD 1.5+2.5 ReMIX
キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス
  • KINGDOM HEARTS FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Re:Chain of Memories
  • KINGDOM HEARTS 358/2 Days(映像作品)
  • KINGDOM HEARTS II FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Birth by Sleep FINAL MIX
  • KINGDOM HEARTS Re:coded(映像作品)
KH1.5+2.5

あらすじ・キーワード

各作品のあらすじ・ストーリーまとめです。結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。あらすじの後ろには重要なキーワードの解説や補足もあります。本文や解説はその作品の時点で明らかになっていることのみ書くようにしています。それ以降の作品で明らかになることのネタバレはしていないため、シリーズ途中までしかストーリーを知らない人もその時点までの復習に使えます。

KINGDOM HEARTS

キーブレードに選ばれし者、ソラが親友を探しに世界を巡る物語。故郷の島が闇に飲まれ親友のリク、カイリと離れ離れになったソラは、ドナルドとグーフィーに出会い2人を探す旅に出る。彼らの前にマレフィセントを始めとするディズニーヴィランズたちがハートレスを使役し立ちはだかるが、彼らは闇の扉を開こうと企む闇の探求者アンセムによって利用されていたのだった。7人のプリンセスを集めたアンセムはリクの身体を乗っ取り闇の扉を開くが、闇の奥の光を信じるソラたちによって倒され消滅する。闇の扉を閉じようとするソラを闇の世界側から助けたのは、ドナルドたちの世界の王様であるミッキーと、闇の世界に取り残されたリクであった。闇に飲まれた世界は復活を果たすが、ソラは必ず帰ると約束してカイリを島に残し、リクとミッキーを探しに再び旅に出るのであった。

キーブレード
あらゆるものの鍵を開閉することができる伝説の武器。世界の心が闇に飲まれるのを防ぐため、ソラは様々な世界の鍵穴を閉めて回った。
デスティニーアイランド
ソラたちの故郷である南の島。3人は外の世界を目指しイカダを作っていたが、島が闇に飲まれたことで3人は違う形で外の世界へ出ることになった。
ハートレス
心の闇が具現化した魔物で、人の心を奪い増殖する。ハートレスをキーブレードで倒すことで囚われた心を解放できる。
キーブレードに選ばれていたリク
本来キーブレードが選んでいたのはリクだったが、島が闇に飲まれる際に闇を受け入れたことで一時的に所有権がソラに渡り、心の力を信じるソラに対し心の力を否定したことで正式にキーブレードはソラを選んだ。
アンセム
マレフィセントによって占拠された廃墟ホロウバスティオンをかつて治めていた賢者。心の闇を研究するうちに自身も闇に囚われ自らハートレスとなった。
人の心のキーブレード
セブンプリンセスを集めることで完成するキーブレード。闇の扉へ続く鍵穴と対の存在となっている。セブンプリンセスの1人であるカイリの心はソラの中に隠れており、鍵穴を閉めるためソラは自らにキーブレードを突き立て心を解放した。ソラはハートレスとなってしまうが、カイリの光の心によって人間として復活することができた。
闇の扉
世界の心の集合体であるキングダムハーツの前にあり、闇の世界と繋がる扉。鍵穴の完成によって出現し、アンセムはその奥のキングダムハーツから大いなる闇を呼び出した。

KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES

KH1のあと忘却の城に辿り着いた3人が過去の記憶を辿りながら大切な人を探す物語。城を進むに連れカイリの記憶がナミネという少女に置き換わり、ナミネを救いたいソラに立ちはだかったのはリクだった。機関と呼ばれる組織の一員で城の主であるマールーシャが、ソラを支配するためにナミネを使って記憶を書き換え、リクの姿をしたレプリカで心を揺さぶっていたのだった。リクやマールーシャを退けナミネを助けるも、城に来るまでの記憶を取り戻すには城での記憶を消すしかないと告げられ、ナミネのことを忘れないためにジミニーメモに「ナミネにお礼を言う」と記しソラは眠りにつくのだった。

闇の中で眠り続けることを拒んだリクは忘却の城の地下に辿り着いた。心の中に残ったアンセムと戦いながら城を進み、ミッキーや謎の男ディズと出会う。機関員やアンセムを退けながらリクは闇を拒むのではなく自分の力にすることを決意する。ディズに光と闇どちらに進むか問われ、光と闇の中間と答えるのだった。

忘却の城
機関が記憶に関する実験を行っていた城。地上と地下に分かれており、それぞれで機関員がソラとリクを操ろうとしていた。
レプリカ
機関員のヴィクセンによって作られた人形。記憶や心を植えつけることで人間同等の見た目や能力を持った存在になる。
ジミニーメモ
KH1からソラたちの旅に同行しているジミニー・クリケットがまとめた旅の記録。各ワールドでの出来事や敵について記録していたが、忘却の城に入ったことで記述が失われてしまった。
ディズ
顔に赤い包帯を巻いた謎の男。リクが対峙したアンセムのうちリクを導くような言動をとっていた者はディズが変装したものであった。

KINGDOM HEARTS II

眠りから目覚めたソラがXIII機関という新たな敵に立ち向かう物語。ソラが目覚めたのは謎の少年ロクサスがソラに出会った直後だった。そしてKH1でソラが倒したのは実は賢者アンセムを追放した弟子ゼアノートのハートレスであり、その対となるノーバディのゼムナスがXIII機関のリーダーだと明かされる。機関員は度々ソラにロクサスと呼びかけてくるが、それはロクサスがソラのノーバディで元機関員だからであった。機関を抜け出したロクサスはソラを守りたいリクによって捕らえられ、ディズが作ったデータのトワイライトタウンで別人格になっていたのだった。ソラがリクと再会した後ディズが弟子への復讐心に囚われた賢者アンセムであることも明かされ、ソラたちは協力してゼムナスを倒す。闇の世界に取り残されたソラとリクだったが、海岸に届いたカイリからの手紙によって光への扉が開き島への帰還を果たすのだった。

XIII機関
KHCOMで機関と呼ばれていた組織の正式名称。黒コートを着た13人のメンバーで構成されていたが、KH2開始時点で忘却の城にいたメンバーはアクセルを除いて消滅している。心を持たないノーバディとなったメンバーが完全な存在となるため、ハートレスから解放された心を集めキングダムハーツを作っていた。
ノーバディ
強い心を持った者がハートレスになった際、残された肉体と魂から誕生する存在。特に強い心を持つ場合、人間の姿と記憶を保ったままになる。
ロクサス
ソラのノーバディで元XIII機関員。KH1でソラがハートレスになった際に誕生した。ソラがハートレスであった期間が短く特殊な方法で人間として復活したため、記憶を持たずに生まれた。
賢者アンセム
ホロウバスティオンが廃墟化する前のレイディアントガーデンを治めていた賢者。後の機関員となる弟子たちと心の研究をしていたが、闇に魅了された一番弟子のゼアノートによって闇の世界へ追放されアンセムという存在を乗っ取られた。復讐心から闇の回廊を通って光の世界に戻り、正体を隠してディズと名乗った。
キーブレードに選ばれていたカイリ
リクはKH1でキーブレードを失って以降、闇を力にする強い心を得たことで再びキーブレードを使えるようになったが、ソラを助けに来たカイリもキーブレードが使えることが判明した。セブンプリンセスであり光の勇者でもある唯一の例である。
ソラを守るため暗躍したリク
忘却の城を出た後ディズから受け取った黒コートを着てソラの眠りを守った。機関を抜け出したロクサスと戦闘になり闇の力を解放してなんとか打ち勝つも、闇の力の影響でアンセムの姿となってしまった。キングダムハーツをデータ化する賢者アンセムの装置の暴走により元の姿を取り戻したが、闇の力は弱まった。

KINGDOM HEARTS 358/2 Days

XIII機関に入ったロクサスがKH2最初にソラに還るまでに親友とともに過ごした1年間の物語。記憶を持たず生まれたロクサスはゼムナスに拾われ、13番目のメンバーとしてXIII機関へと加入する。ある日14番目として同じくキーブレードが使えるシオンが加わり、教育係のアクセルとともに3人は友情を育んでいく。実はシオンはキーブレード使いの能力をコピーするためのレプリカであるものの、2人との日々で自我を持ち始めた。自身の正体を知ったシオンは機関を脱出するも命令を受けたアクセルに連れ戻される。最終的にシオンはロクサスを取り込むために戦いを挑むも敗北、消滅した。ロクサスはゼムナスの企みを止めソラに会ってシオンを取り戻すため機関を抜ける。そこで出会ったリクに敗北し、データ世界に移され最後の夏休みを過ごし始めるのだった。

アクセル
機関のナンバー8。マールーシャの裏切りの証拠を掴み忘却の城のメンバーを次々と消滅させていくなど冷酷な一面を見せる一方で、ロクサスやシオンとの友情を大切にし機関の目的との板挟みに苦しむ。ナンバー7のサイクスとは人間時代からの仲である。
シオン
機関のナンバー14として加入するも、キーブレード使いの予備を確保するために作られたレプリカという特殊性から、実際にはその席は用意されていなかった。ロクサスを通してソラの記憶を必要以上に吸収し、機関はロクサスとシオンどちらかが残ればいいという方針転換をする。消滅とロクサスのソラへの同化によりシオンのことを鮮明に思い出せる者はいなくなってしまう。

KINGDOM HEARTS Birth by Sleep

KH1の約10年前、親友のテラ、ヴェントゥス、アクアが闇に立ち向かう物語。テラは怪しい動きを見せるマスター・ゼアノートの捜索に向かい、アクアはテラを追ったヴェントゥスを連れ戻す命を受ける。ゼアノートは、ヴェントゥスから抜き出した純粋な闇ヴァニタスを使ってχブレードを生み出すことでキーブレード戦争を再発させ、闇を植えつけたテラの肉体を使って若返ることでその先の世界を見ようと企んでいたのだった。テラはゼアノートに敗れ肉体を乗っ取られ、ヴェントゥスはχブレードを生み出してしまう。しかしアクアや心の中のヴェントゥスがヴァニタスを倒しキングダムハーツの解放は免れた。ヴェントゥスは心が壊れ眠りに落ちるが、その心を闇から守ったのは幼いソラの心であった。一方アクアはテラの身体からゼアノートを追い出そうと奮闘するが、テラが闇の世界に落ちそうになり自らを犠牲にテラを救う。しかし賢者アンセムに拾われたその青年は自らをゼアノートと名乗るのであった。

キーブレードマスター
キーブレード使いの育成ができるまでに高い技術と知識を持ったキーブレード使いの称号。マスターから与えられるが、場合によっては承認試験が行われる。物語序盤でテラとアクアの承認試験が行われ、アクアは合格するが敗北を恐れたテラは闇への耐性の弱さを見せ不合格となった。
旅立ちの地
テラ、ヴェントゥス、アクアがマスター・エラクゥスの元で修行していた世界。χブレードを生み出さないようヴェントゥスを消そうとしたエラクゥスは、テラに割って入られた後ゼアノートにとどめを刺され消滅した。ゼアノートによって世界は闇に飲まれるが、ヴェントゥスを安全な場所で眠らせるため、キーブレードマスターとなったアクアがエラクゥスから引き継いだキーブレードの力によって忘却の城へと変貌を遂げた。
χブレード
真のキングダムハーツを呼び出す鍵で、純粋な光の心と純粋な闇の心を衝突させることで生まれる。ゼアノートは、キングダムハーツを求めてキーブレード使いたちが争ったキーブレード戦争を再来させて世界を再編するため、弟子であるヴェントゥスから純粋な闇の存在ヴァニタスを抜き出したが、心が壊れ記憶を失ってしまった。ヴェントゥスを純粋な光に育てるため、光を絶対視するエラクゥスの元に預けたのである。
闇を植えつけられたテラ
テラはブライグに捕らえられたゼアノートを救うため闇の力を使ってしまう。しかしブライグはゼアノートの協力者で、テラを闇に堕とすための罠だった。テラは光と闇の均衡を説くゼアノートに惹かれていくが、全て策略通りだったことに気づき怒りを爆発させたことで完全に闇に染まり、身体はテラ、心はゼアノートであるテラ=ゼアノートとなった。ちなみにブライグはゼアノートとともに賢者アンセムの弟子となり、後にシグバールとなる人物である。
キーブレードの継承
キーブレード使いの能力はキーブレードマスターの資格を持つ者のキーブレードに触れることで継承される。テラは大切なものを守る力が欲しいというリクに強い心を感じて継承し、アクアはレイディアントガーデンでカイリを助けた際に偶然手が触れたことで継承した。ソラは直接継承を受けていないが、ヴェントゥスの心を補ったこと、光や繋がりを信じる強い心にキーブレードが反応し、リクのものが一時的に移りキーブレードを手にした。

KINGDOM HEARTS coded

KH2の直後、ジミニーメモのメッセージを解析するためデータ世界のソラが冒険する物語。メモに「彼らの痛みを癒しに戻らなければならない」と書き加えられていることに気づいたジミニーは、ミッキーに解析を依頼する。データ化してみるとバグに侵されており、データの中のソラに頼んでバグを除去してもらうことにしたのだった。ソラはミッキーたちの助けを借りながらバグの大本であるハートレスを倒し、ジミニーメモの初期化に成功した。そしてバグの発生は、ソラの記憶の再生中にソラに連なる者たちの痛みを発見したナミネが、それを知らせるためにメッセージを書き加えたことが原因だった。その者たちがロクサス、アクセル、シオンやテラ、ヴェントゥス、アクアだと知ったミッキーは、ソラへ新しい旅立ちを告げる手紙を書くのだった。

データ世界のソラ
データ化されたジミニーメモ内でデスティニーアイランドから旅立つ前のソラ。世界を旅した記憶を持たないため、ミッキーに誘導されながら世界を巡る。ジミニーメモの初期化によって記憶を失うため、現実世界のソラへの伝達はミッキーの手紙が担当した。

KINGDOM HEARTS Dream Drop Distance

来たるべき戦いに備えソラとリクがマスター承認試験を受ける物語。マスター承認試験は、眠ったままの世界が見る夢の世界を旅し目覚めの力を手に入れるという内容だったが、ソラとリクは離れ離れになってしまう。リクは無意識にソラの悪夢を喰らうドリームイーターとなっていたのだった。ソラはゼムナスやシグバールに誘導され、眠りの深淵に堕ちてしまう。一方リクはアンセムに心を揺さぶられながらもソラを見つけ助けようとするが、そこに現れたのは時間移動してきた若きゼアノート、そして人間として復活したマスター・ゼアノートだった。ゼアノートは、7つの光と13の闇を衝突させキーブレード戦争を再来させるために自らの心を13の器に植えつけること、そしてその13番目がソラであることを明かす。しかし人間として復活したアクセルが間一髪でソラを救うのであった。ゼアノートは直に欠員は補われ最終決戦となることを告げ姿を消すのだった。

イェン・シッド
今回のマスター承認試験を執り行った元キーブレードマスターで、ミッキーの師匠。KH2以降ゼアノートの企みを止めるべくソラたちを導いてきた。マスターを既に退いた身であるが、師匠を持たないソラとリクをキーブレードマスターとするため承認試験を行う立場となった。ゼアノート、エラクゥスとは旧知の仲。
ドリームイーター
眠りに閉ざされた世界に住む魔物。悪夢を喰らう善良なスピリットと悪夢を植えつけるナイトメアに分けられる。リクは承認試験で過去の時間に戻った際に違和感を覚え無意識にソラの夢の世界に入りスピリットの役目を果たしていた。
ゼアノートの時間移動
時間移動をするためには肉体を捨てる必要がある。ハートレスとなったアンセムが過去に戻り自分自身である若きゼアノート(ヤング・ゼアノート)にその能力を移したことで、ゼアノートは未来を見ることになった。ソラとリクとともに眠りの世界に侵入したゼアノートは、アンセムやゼムナスなど様々な時間軸の自身を呼び出すことでソラを誘導し、マスター・ゼアノートの復活に合わせて13人を集合させた。ソラへの心の植えつけが失敗に終わったあと元の時間に戻り、テラを乗っ取りアンセムとゼムナスに分かれ人間として復活するという時間の流れを追うことになった。
真XIII機関
KH2で消滅したXIII機関にメンバーを補充して結成した真のXIII機関。その目的はより精密な方法でχブレードを生み出すべく13の純粋な闇の心を用意することだった。ゼムナスが指揮するXIII機関の計画は失敗に終わったが、若き頃のゼアノートに時間移動の能力を移していたことがバックアップとなったわけである。完全に同一の人物が同時に存在することはできないため、ヤング・ゼアノートは元の時間に戻ることになり、再び13人を集結させるには違う方法を用いる必要があることになる。
人間として復活したアクセル
消滅を迎えたXIII機関員たちはノーバディとなったアンセムの研究室で人間として復活した。そのうちサイクスやシグバールは真XIII機関員となるため再びノーバディ化し姿を消しており、人間時代の名前であるリアを名乗ったアクセルは、光の勇者側に加わってキーブレード使いになるために修行することとなった。

KINGDOM HEARTS χ[chi] / χ Back Cover

おとぎ話の時代と呼ばれる遠い昔のキーブレード使いたちの物語。世界がまだ1つだった頃、多くのキーブレード使いがいた。未来を見る目を持つマスター・オブ・マスターの弟子であり、予知者と呼ばれる5人のキーブレードマスターたちが、各々ユニオンを組織しハートレスを倒すことで光を集めていた。しかし、マスターから渡されていた予知書に書かれた裏切り者の存在を巡って互いの疑念が深まり、ユニオン同士の争いに発展してしまう。最終的に多くのキーブレード使いが消滅することとなり、これが後代まで語り継がれるキーブレード戦争だと言われている。予知書を渡されなかったもう1人の弟子ルシュは、マスターから特別なキーブレードと謎の黒い箱を手渡され、キーブレード戦争の先の時代に進むよう言われる。弟子に使命を伝えたマスターは姿を消すのだった。

マスター・オブ・マスター
弟子たちにキーブレードを与えたとされる人物。わざと互いに疑念を持つような使命を弟子たちに与えており、自身は姿を消すなど真の目的は分からない。ルシュに渡したキーブレードには自身の片目が組み込まれており、そのキーブレードをルシュが後の時代へ継承していくことで予知書を執筆したとされている。このキーブレードはKHBbSの時代にマスター・ゼアノートが使っているものと同じであり、ソラたちの時代まで受け継がれていることが分かる。

KINGDOM HEARTS 0.2 Birth by Sleep -A fragmentary passage-

闇の世界に取り残されたアクアが孤独ながらも奮闘する物語。KHBbSでテラを救うため闇の世界に残ったアクアは闇に心を蝕まれるなか、テラの心と出会う。しかしテラはゼアノートの支配下にあり、ゼアノートの闇に飲まれそうになるところをミッキーに救われる。ミッキーは闇の扉を閉じるべく闇の世界に入ったが、懐かしい光を感じ辿ってきたのだった。しかし、リクが扉を閉じる直前に襲ってきたハートレスによってアクアは再び1人になってしまう。扉が閉じたことによる世界の再生を見届け、アクアは闇の奥へと落ちていくのだった。

アクアに接近したゼアノート
テラの身体の中でテラの心とせめぎ合っていたゼアノートは、闇の世界のアクアと会話することでヴェントゥスが眠る場所を聞き出した。後にこのゼアノートから分かれたゼムナスが忘却の城に機関員を送るきっかけとなる。
ソラの名を聞いたアクア
ミッキーとともに闇の世界に落ちたデスティニーアイランドを訪れたアクアは、今まさに世界を救おうとしている少年がかつて島で出会ったソラだと聞いて驚きの表情を浮かべる。ミッキーとはぐれ再びしばらくさまよったアクアは、KH2で闇の世界に飛ばされた賢者アンセムと出会い、世界を2度救った少年がソラであることを聞き涙を流すのだった。

KINGDOM HEARTS III

ソラが全ての元凶であるゼアノートと決着をつける物語。ソラは承認試験で得られなかった目覚めの力を得るため、リクとミッキーはアクアを救うために行動する。アクアは孤独と絶望から闇堕ちしており、苦戦するリクとミッキーを救ったのは心の繋がりを辿って闇の世界に現れたソラだった。ソラに救われたアクアはすぐにヴェントゥスを起こしに忘却の城へ向かい、目覚めの力を習得したソラがヴェントゥスを目覚めさせる。カイリとアクセルも修行を終え7人の守護者を揃えた光の勢力は、戦いの舞台へ向かうのだった。決戦では一度守護者全員がテラ=ゼアノートに敗北し世界は闇に飲まれてしまう。しかしソラが目覚めの力で守護者の心を取り戻したことで過去に戻り、敗北の歴史を書き換えた。その後、闇の勢力との戦いの中でテラとロクサスが復活を果たし闇の勢力を倒していくが、マスター・ゼアノートに捕らえられたカイリがキーブレードによって打ち砕かれてしまい、χブレードが完成してしまう。ゼアノートのポータルを通ってスカラ・アド・カエルムに辿り着いたソラはゼアノートを倒すも、カイリは戻ってこない。ソラは1人でカイリの救出に向かうのだった。

カイリを探すソラは、終わりの世界でチリシィの助言を受け過去に戻る。敗北時にカイリの心から弾き出されたナミネがテラの思念を呼び寄せたことで守護者の敗北を回避し、その後も守護者の心を移りながら真XIII機関を倒していく。カイリの消滅自体を書き換えることはできなかったが、元の時間のソラより早く行動することでカイリの心の欠片を集めカイリは復活を遂げる。2人は島に戻るも、目覚めの力の誤った使い方を繰り返したソラは代償としてこの世界から消滅してしまうのだった。

アクアの救出
アクアは旅立ちの地を忘却の城へ変化させる際、その鍵となるエラクゥスのキーブレードを使った。KH0.2でデスティニーアイランドの再生を見届ける際、アクアはこのキーブレードを島に残していた。ソラが島を訪れた際このキーブレードを発見し、そこから繋がりを辿って闇の世界へ入ることができた。
7人の光の守護者
決戦の地へ向かう段階の7人は、ソラ、リク、カイリ、ミッキー、アクア、ヴェントゥス、アクセルである。ドナルドとグーフィーも戦いに加わっており、戦いの途中でテラ、ロクサス、シオンが光の勢力に加わった。
真XIII機関
KHDDDで一旦解散した後、再び集められた13人は、マスター・ゼアノート、アンセム、ゼムナス、シグバール、ルクソード、ラクシーヌ、マールーシャ、サイクス、テラ=ゼアノート、ダーク・リク、ヴァニタス、ヤング・ゼアノート、シオンである。このうちマスター・ゼアノートとテラ=ゼアノートは人間であり、シグバール、ルクソード、ラクシーヌ、マールーシャは人間として復活したあと再びノーバディ化され、残りはレプリカに過去から時間移動した心を植えつけた存在である。ノーバディ化したヴィクセンとデミックスも補欠として控えていた。
テラの復活
テラの心は闇に囚われ行方不明となっていたが、アンセムやテラ=ゼアノートが背後に従える怪物に宿っていることが判明した。アクアとヴェントゥスの危機を目の当たりにしたテラの心が飛び出しテラ=ゼアノートの身体を取り返したことで人間として復活した。
ロクサスの復活
ロクサスの心はソラの心とともにあり、ロクサス復活のためにはロクサスの心が別の器に移るきっかけが必要であった。ソラがシオンと戦闘になった際ロクサスの心がシオンを思い出し、それをきっかけにロクサスの心がレプリカに宿って復活を遂げることになった。
スカラ・アド・カエルム
ゼアノートが修行時代にエラクゥスとともに過ごしていた世界。ゼアノートはキングダムハーツが開くのを阻止しようとする守護者によって自らをポータルとされこの世界に飛ばされ、ソラに敗れた後かつての親友エラクゥスの心とともに昇天した。
目覚めの力の誤った使い方
目覚めの力は本来ヴェントゥスのような眠っている心を目覚めさせるための力であるが、敗北後のソラは既に消滅した心を取り戻すために使用した。本来消滅していた守護者の心を取り戻したことでその時間で起きていたこと自体も書き換えてしまい、禁忌を犯したソラは目覚めの力を失い元の世界から消滅するという代償を払うこととなった。
終わりの世界
元の世界で最期を迎えるも心が完全に消滅しなかった者が辿り着く世界。テラ=ゼアノートに敗北したソラ、そしてカイリを救いに旅立ったソラが訪れている。敗北後のソラはここで名前や姿を奪われたという名もなき星と出会う。一方カイリを救ったソラはここを経由して元の世界に戻っているが、消滅後再び辿り着き、トイ・ストーリーの世界で登場したゲーム「VERUM REX」のヨゾラと対峙することになる。

KINGDOM HEARTS Melody of Memory

行方不明になったソラの手がかりをカイリの心の記憶から探す物語。カイリは自身の記憶の世界の中でゼアノートと対峙する。そこでカイリは、幼少期にレイディアントガーデンでゼアノートに捕らえられ箱舟に乗せられたことを思い出す。ゼアノートは同時に、箱舟の行き先がこちら側の光でも闇でもない裏側の世界になる可能性を示唆する。記憶の調査はそこで終わるが、リクが高層ビルが並ぶ世界の夢をよく見るようになったことも手がかりとなり、リクとカイリは終わりの世界にいる名もなき星に会いに行く。名もなき星は裏側の世界の住人で心を消滅させないよう終わりの世界に留まっていると明かし、ソラの危機を知りリクは彼女のポータルを開き彼女が知る近代都市クァッドラトゥムへ向かうのだった。

裏側の世界
「こちら側」の世界には光の世界、闇の世界、狭間の世界、眠りに閉ざされた世界が含まれる。データ世界がどちらに含まれるかは明言されていない。カイリの記憶の調査を担当していた賢者アンセムは裏側の世界のことを「虚構の世界」と呼んだが、詳細は明らかになっていない。
高層ビルが並ぶ世界
KH3シークレットムービーにてリクが目覚めた場所は現実の新宿に似た高層ビルが立ち並ぶ街に見える。リクが実際に向かい目覚めた際の映像なのか、あるいはリクが見た夢の映像なのかは明らかになっていない。ソラがヨゾラと戦った場所は現実の渋谷に似た街だが、終わりの世界からデータが描画されるようにできあがった世界のため、リクがいた場所と同じ世界であるかは不明。また名もなき星が知るクァッドラトゥムとの関連も不明。

KINGDOM HEARTS Unchained χ / Union χ[Cross]

キーブレード戦争を生き延びたキーブレード使いたちの光の心を繋ぐための物語。

(まとめ中です)

KINGDOM HEARTS DARK ROAD

エラクゥスや仲間たちと過ごしていたゼアノートがなぜ闇の探求者となったのかを追う物語。

(未完結のためまとめていません)

初プレイ時のプレイ順について

キングダムハーツシリーズを初めて遊ぶ+全て遊びたいという人がどの順番でプレイするべきか、という話はファンの間でも意見が分かれるところです。私個人としては発売順にプレイしてほしいと思っています。古い順にやるという方法もありますが、キングダムハーツはストーリーの伏線回収が面白さの1つになっているため発売順プレイがその面白さを最も感じられるやり方だと思います。

具体的には以下の順番です。

  1. KH1
  2. KHCOM
  3. KH2
  4. KHDays
  5. KHBbS
  6. KHcoded
  7. KHDDD
  8. KH0.2
  9. KH3
  10. KHMoM

KHUXとKHXBCをどこに入れるかは難しいところです。KHXBCの内容はKH3にも絡んでくるので前に見ておくべきですが、KHXBC自体がKHUXの裏側を描いた作品となるためKHUX前半のストーリーも押さえたいところです。KHUXはゲームとしてのサービスは終了しているためシアターモードでストーリーを追うか、YouTubeに上がっているストーリーシーンのまとめ動画を見ることになります。KHX系列の作品はKH3より後の作品に絡んでくる内容なので、最悪KH3後にまとめて見ても問題ないとは思います。

発売順プレイがおすすめの理由

以下、発売順プレイがおすすめの理由についてストーリーを踏まえて説明するので、未プレイでネタバレを見たくない方はここでストップして、発売順にプレイを始めましょう。

YouTubeなどのキングダムハーツ初見実況プレイ動画では、KH2より先にKHDays映像作品を見てしまうものもあります。これはKH1.5にKH2より時系列で前に来るKHDaysが収録され、KH1.5+2.5でもそのままの順番で収録されたことが理由だと思います。この収録方法になった理由は、発売順に収録するとKH1.5にナンバリングが2つ含まれてしまうことが原因かと思いますが、そうであってもKH2から先にプレイするべきです。

XIII機関は初登場時は黒コートで顔を隠している場合が多いことが特徴で、ストーリーが進むにつれて徐々に顔やキャラクターが明らかになっていきます。KH2で全ての機関メンバーを倒すことになるためKH2終了時には全メンバーの顔と名前が分かっているわけですが、KHDaysはその前提で映像が作られています。そのため、KHDays→KH2という順序でプレイすると、KHDaysでは当たり前のように知らないキャラクターの顔や性格が表現され、逆にKH2では既に知っているはずのキャラクターが無意味に隠されたり意味深なシーンに使われたりすることになります。

ロクサスについても、KH2序盤謎の少年を操作しよく分からないままソラへ還ったあと、終盤にかけてロクサスの正体を知っていくところが面白いのに、ロクサスの性格やアクセルとの友情を知った状態でプレイしていては感動が薄れてしまいます。言ってしまえばKH1のラスボスのアンセムが本当の賢者アンセムではなくゼアノートのハートレスであると知った状態でKH1をプレイするようなものです。

KHBbSについても同様です。古い順にKHBbSからやるべきなんていう意見も見ますが、シリーズの主人公であるソラのことを知らずして幼いソラ、リク、カイリを見ても感動は無いでしょうし、シリーズ全体に関わる様々な伏線回収を楽しめないのはシリーズのストーリーを楽しめないも同然だと思います。

私はキングダムハーツシリーズは発売順のプレイを強く勧めます。このページにある作品ごとのあらすじも、その時点で分かっていることまでしか書かないようにこだわっているのは、こういった理由からです。