こんにちは。
今度金沢へ旅行に行くために、北陸新幹線を利用します。その際にJR東日本の新幹線eチケットサービスを使うことにしたのですが、思わぬ落とし穴があったのでそのお話です。
こんにちは。
今度金沢へ旅行に行くために、北陸新幹線を利用します。その際にJR東日本の新幹線eチケットサービスを使うことにしたのですが、思わぬ落とし穴があったのでそのお話です。
新幹線eチケットサービスは、JR東日本の新幹線に乗る際に指定席特急券の発券をすることなく改札を通ることができるチケットレスサービスです。インターネットで事前に指定席を予約し、登録しておいたICカードを改札にタッチすることで乗車することができます。
似たようなサービスに同じJR東日本ではえきねっとチケットレスサービス、JR東海ではスマートEXというサービスがあります。
今回利用した新幹線eチケットサービスについて、簡単に予約と乗車の方法を紹介します。
まず予約ですが、えきねっとに会員登録し、スマホやパソコンから列車と座席を指定して指定席を予約します。その際にSuica、PASMOをはじめとする交通系ICカードを登録することができ、当日はそのICカードを改札にタッチすることで、指定席特急券を発券することなくチケットレス乗車できます。
指定席だけでなく自由席やグリーン車、グランクラスについても申し込むことができます。また、1回の決済で最大6人まで予約することができます。
新幹線eチケットサービスはモバイルSuica、モバイルPASMOにももちろん対応しています。モバイルSuica・PASMOにも物理カードと同じようにカード番号が割り当てられているため、予約の際のICカード登録で、そのカード番号を入力するだけです。
先日iPhoneもモバイルPASMOに対応しました。こういったサービスの利用者もどんどん増えていくのでしょう。
私は普段物理カードタイプのPASMOを利用しています。スマホはAndroidなので春の時点でモバイルPASMOを利用することもできたのですが、物理カードで特に不便は感じていないのでモバイルPASMOにはしていません。
一方で今回の旅行の同行者は先日モバイルPASMOに登録しました。元々PASMO定期券を使っていたのですが、それを引き継ぐ形での登録です。区間や有効期限などそのままにモバイルPASMOに引き継げるようです。
旅行に行くことはそれ以前から決まっており、新幹線も安いうちに早めに予約していました。そしてそのとき、同行者のICカード番号は物理カードのPASMOの番号を登録していました。モバイルSuicaやモバイルPASMOに物理カードを引き継ぐと、元のカードは使うことができなくなります。つまり元のカードの情報がそのままモバイルPASMOに引き継がれると思っていたのですが、ここに落とし穴がありました。
それは、モバイルPASMOにそのまま引き継いでもカード番号は変わるということです。定期券の区間や有効期限といった情報はそっくりそのまま引き継がれるため、カード番号もそのままかと思っていましたが、ここはしっかり変わるようです。つまり、ICカード番号を登録してチケットレスサービスを予約してからモバイルSuica・PASMOに移行した場合、カード番号を登録し直す必要があるのです。
今回この落とし穴に気づけたのは、JR東日本からメールが届いたからでした。このようなメールが届きました。
えきねっと新幹線eチケットサービスをご利用いただきありがとうございます。
以下の理由により、ご登録いただいたICカードではご乗車いただけません。ご乗車までに、使用可能なICカードに変更してください。
◆使用できないICカード
PBxxxxxxxxxxxxxxx 現在登録されているカードは使用できません。
予約日が近づき、改めて有効なICカードが登録されているか確認してくれたのでしょう。このメールが無ければ、乗車の直前に改札を通ることができずにICカード番号の変更などしている間に乗り遅れたか、改札を通れてしまい無賃乗車になったか、困った事態になっていたことでしょう。事前に確認しメールしてくれるJR東日本、素晴らしいサービスだと思います。
と言いつつ、使用できない理由はもう少し詳しく書いてほしいなとも思います。最初モバイルPASMOに変えたことが原因と気づけず、色々と調べてしまいました。
というわけでまとめると、SuicaやPASMOをモバイルSuicaやモバイルPASMOに移行した場合、カード番号は元のカードとは変わる、そのためチケットレスサービスを予約していた場合はカード番号の登録を変更する必要がある、ということでした。
というわけで恋人と金沢旅行、楽しみたいと思います。
それではまた。