モバイルPASMOを使い始めた【iDと併用】

こんにちは。

先日カードタイプのPASMOからAndroidのモバイルPASMOに変えました。カードタイプでも特に不便はしていなかったのですが、ズボンの同じポケットに財布とPASMOと家の鍵を入れていてなかなかパンパンだったので、思い切って変えてみました。結果、やっぱり支払いをスマホに集めるのは便利でした。

モバイルPASMOにはしていなかった

クレジットカード、スマホのコード決済、Google PayのiD決済など割とキャッシュレス決済を利用している私ですが、交通系ICカードに関してはカードタイプのままでした。いろいろ理由はありましたが、カードタイプのPASMOで特に不便を感じていなかったこと、そして今使っている通勤定期券を引き継ぐことができないことが大きな理由です。カードタイプの定期券を駅で払い戻してアプリで新たに購入する必要があり、定期券が切れるタイミングでいいや、となっていたのです。詳しくはこちらの記事に書いています。

定期券を買わなくなった

しかし状況は変わりました。新型コロナウイルスの感染拡大により、私の勤める会社でも週3日や全日の在宅勤務となり、交通費が定期代の支給ではなく実費支給となったのです。そのとき使っていた定期券が切れてからは新たに定期券は買わなくなりました。モバイルPASMOへの切り替えチャンスです。

iDと併用できる?

そのとき私は別のスマホのタッチ決済を使い始めていました。iDです。iDは、Google Payに登録しそれをおサイフケータイアプリ経由で決済する仕組みで、Google Payは通さずに直接おサイフケータイで支払うモバイルPASMOと共存できるのかが少し気になっていました。ちなみにiD決済自体はLINEクレカの2%還元もあってかなり便利です。

結論から言うとiDとの併用は可能です。おサイフケータイが交通系ICカード、iD、QUICPayなどそれぞれの中でメインカードを切り替える方式になっていて、お店では支払い方法を指定したうえでタッチすることになるので、問題なく読み取ってくれます。

気をつけなければならないのが、複数の決済手段が使える自動販売機です。決済手段をタッチして支払う方式のものでも交通系ICカードをタッチすれば決済されていたので、併用しているスマホをタッチするとどうなるのか試してみたのですが、決済エラーとなりました。もちろん交通系ICカードを選択してからタッチすればPASMOから、iDを選択してからタッチすればiDから支払われます。交通系ICカードとiDのどちらを優先するかは事前に決めておくことはできないようです。

アプリが使いにくい

もう1つ気になる点が、モバイルPASMOアプリの使い勝手です。モバイルPASMOに切り替えたらアプリを使って残高管理をすることになりますが、そのアプリがどうもしっくり来ません。少し時代遅れ感のあるデザインでメニューやボタンのタッチ領域が小さく、導線も分かりにくいなど正直使いづらいです。そんな頻繁に使うものではないので大して問題ではありませんが、ここは改善に期待です。

カードからの切り替えはカード番号に注意

こちらは以前別の記事で書きましたが、カードタイプからモバイルPASMOに変更すると、たとえ引き継いだとしてもカード番号が変わります。普段交通系ICカードの番号を意識することは無いと思いますが、新幹線や特急のチケットレス乗車サービスを使う場合には注意が必要です。

こちらの記事に詳しく書いていますが、カード番号が変わるため既に登録している場合は番号を変更しないと改札を通過することができません。


というわけで今回は、ついにモバイルPASMOを使い始めたという話でした。ちなみにアプリでチャージできるのに今でも券売機に行ってしまうことがあります。長年の習慣を変えるのは簡単ではありませんね。

それではまた。

関連記事