LINEクレカ+iDでスマホ決済でも2%還元!【Google Pay】

こんにちは。

5月からLINE Payコード決済の還元率が低くなりました。一方LINEクレカも還元率は落ちたものの、2%という高水準を維持しています。なんとかクレカの高い還元率とスマホ決済の楽さを両立できないかと考えていたところ、Google PayでのiD決済に出会いました。今回はその紹介です。

LINE PayのPayPay統合とサービス改悪

LINE PayとLINEクレカ(Visa LINE Payクレジットカード)は4月末まで最大3%という高い還元率でした。正確にはLINEクレカはいつでも3%還元、LINE Payはコード決済でLINEクレカを接続したチャージ&ペイを行い、過去6ヶ月間で5000ポイント以上獲得した場合に3%還元でした。

この高い還元率はLINEクレカの提供が始まってから1年間ということが元々発表されていたこと、また還元率低下後も他の決済サービスと比較して決して低い還元率ではないことを考えると、改悪というのは言い過ぎかもしれません。しかし、ヤフーと経営統合し国内のコード決済をPayPayに統合するといった発表はLINE経済圏で生きてきた者としては寂しいものです。このあたりの話も過去にブログで書きました。

じゃあLINE PayをやめてPayPayにすればいいのかというとそういうわけでもなく、家計簿アプリのマネーフォワードに対応していないほか、実はかなりの日常使いをしない限り還元率はLINE Payと変わりません。普段使いの選択肢に入らないPayPayの旨みは、たまに行われる祭での高還元率くらいなのです。

新しい還元率

LINEポイントの獲得量に応じてLINE Pay決済の還元率やクーポン獲得枚数が変わるLINEポイントクラブは、4月末で終了しました。LINEクレカを接続したチャージ&ペイの還元率は3%から0.5%へと大幅なダウンLINEクレカの還元率も3%から2%へとダウンしました。

コンビニなどスマホ決済が使えてサッと買い物を済ませたい場所ではLINE Payコード決済、スマホ決済が使えない場所やショッピングモールなどまとまった買い物ではLINEクレカ、という使い分けをし、共に3%の高還元を受けていた生活は終わりました。コード決済とクレジットカードでは4倍の還元率の差ができてしまったことになります。となるとクレジットカード決済に統一したいところではありますが、クレカの問題点は財布から取り出すのと暗証番号の入力という手間がかかることです。コンビニでわざわざポケットから財布を取り出しカードを抜き出す作業は結構面倒です。まとまった買い物をする際は商品の登録や袋詰めに時間がかかるので余裕がありますが、コンビニなどでは常に手に持っているスマホでサッと済ませたいところです。

というわけでなんとかスマホで支払いをしつつクレカの還元を得られないかと考えていたところ、友人にスマホでクレカのタッチ決済ができる可能性について指摘されました。タッチ決済はSuicaかVisaタッチを少し使ったことがあるくらいで、スマホでのタッチ決済は恥ずかしながら使ったことがありませんでした。

しかしよく考えるとモバイルSuicaで改札を通っている人もいればコンビニでスマホをかざしている人もいるなと思い、少し調べてみました。そこで出会ったのがGoogle PayiDでした。

Google PayでiD決済

LINEクレカは三井住友カード発行のクレジットカードで、iDが使えます。LINE Pay公式ブログには次のようにあります。

Q: Apple PayやGoogle Pay™に登録できる?  
A: Apple Pay、Google Pay™に設定可能なカードです。iD対応加盟店でご利用いただけます。

つまり、FeliCa搭載のiPhoneやAndroidスマホを使ってクレジットカード払いができるということです。もちろんポイント還元の対象です。そしてiDは結構な数のお店で使えます。

実際に使ってみた!

Androidスマホであればロックの解除や指紋認証などがいらず、スリープ状態のスマホをかざすだけで決済ができるという情報を聞いたので、これは試してみるしかないと思い近くにあったミニストップで早速試してみました。ちなみに間違えると恥ずかしいのでセルフレジがいいという理由でミニストップにしました。

事前準備

まずGoogle Payアプリをスマホにインストールします。私はPixel 4aを使っているので、最初からインストールされていました。

次にLINEクレカをGoogle Payに登録します。支払い方法の追加からクレジットカードを登録できるので、カード番号などを入力します。この時点で三井住友カードによるiD決済と認識されるので、そのまま登録します。

あとは端末のNFC設定を常にオンにしておけば、いつでもロック解除をしていなくてもかざすだけでiD決済ができる状態になります。

お店で使う

というわけでミニストップのセルフレジにやってきました。商品をスキャンして会計に進みます。支払い方法の一覧の中にiDのボタンがあるのでそれを押し、ICカードなどをかざす部分にスマホをかざします。タントン♪と音がすれば決済完了です。

決済にかかる時間ですが、それほど長くは感じませんでした。ただ、バーコード決済の場合はバーコードを読み取るピッという音がしてから決済完了まで待つのに対し、iDは音が鳴った時点で決済完了になります。そのため音が鳴るまでの時間はコード決済より遅いです。


その他気になる点として、LINEクレカが売りにしている決済時のLINE即時通知はiD決済では来ませんでした。クレカの支払いではないからでしょうか。還元の対象ではない感じさえしてしまいますが、公式ページを信じます。

あとは私はiPhoneを持ったことがないので、Apple Payについては何もわかりません。YouTubeで動画を見た限りでは、指紋認証をしながらかざしているようなものがあったのですが、今でもそうする必要があるのでしょうか。そもそも顔認証になった場合はどうしているのでしょうか。そのあたりはわかりません。

ちなみにLINEクレカの2%還元は2022年4月末までの期間限定となっています。その後は1%還元になってしまうのでしょうか。また、iD決済がポイント還元の対象外になってしまうことももしかしたらあるかもしれないです。


というわけで今回は、還元率が0.5%になってしまったLINE Payコード決済の代わりに、2%還元のLINEクレカを登録したGoogle PayでiD決済してみた話でした。最近は還元で得たポイントはPayPayボーナスに交換してPayPayボーナス運用に回しています。チャレンジコースにしているので最近の株価の下落で大変なことになっていますが、余ったLINEポイントは積極的にPayPayボーナス運用に回そうと思います。

それではまた。

関連記事