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賃貸で水栓の位置を上げてドラム式洗濯機を置く!【壁ピタ水栓?】

こんにちは。

今日はドラム式洗濯機を設置するために洗濯機置き場の蛇口の位置を上げた話です。蛇口の床からの高さが足りずドラム式洗濯機を諦めた方、水栓を変えて蛇口の位置を上げる方法があるのでご紹介します!

ドラム式洗濯乾燥機のメリット

同棲生活を始めるにあたって、楽をお金で買おうということで、ドラム式洗濯乾燥機や食洗機、ロボット掃除機の導入を決めました。ヨドバシカメラの店員さんに相談し、気に入ったのがこのドラム式洗濯乾燥機です。

ドラム式洗濯乾燥機は決して安い買い物ではありませんが、共働き同棲のため洗濯の手間はなるべく減らしたいと思い、買うことにしました。ドラム式洗濯機の中でも価格は高いものの評価が高く安定感のあるパナソニックを選びました。

洗濯機は縦型やドラム式、洗濯のみのものや乾燥機能付きのものなど種類があります。洗濯にかける時間を減らすことを考えると、乾燥機能付きのものが良いです。1回に洗濯できる量は減りますが、仕事の日でもスタートボタンを押したあと洗濯が終わる前に家を出発することができます

ドラム式洗濯機は背が高い

ドラム式洗濯機の思わぬ落とし穴、それは背が高いということです。縦型でも大型のものは背が高くなりますが、底面の大きさがドラム式洗濯機より小さく、ほとんどの場合水栓の蛇口と干渉することはありません。一方ドラム式洗濯機は底面も大きく高さがあるため、水栓の位置によっては蛇口が本体と干渉してしまい、設置できない場合があります。ドラム式洗濯機の設置の最初のハードルは設置スペースと防水パンの大きさが足りているかですが、それをクリアしても今度は高さが問題になるということです。

設置できなかった

設置できない場合がある、ということは実は知っていました。しかし、ファミリータイプのマンションでドラム式洗濯機が入らないなんてそんなことはありえないだろうと高をくくっていたのです。ヨドバシカメラの店員に「万が一入らなくてもそのまま返送で、改めて別の洗濯機を買うこともできますよ」と言われていたのもありました。

我が家の洗濯機置き場
洗濯機置き場の水栓と蛇口

我が家の洗濯機置き場にある蛇口は奥の壁に設置されており、かなり手前に出っ張っているかつ一度下に伸びたあと横に向いているタイプです。このため、この蛇口の下端より高さが高い洗濯機を設置するには、この蛇口より手前かつ防水パンの上に置けなければなりません。ドラム式洗濯機は奥行きがかなりあるので、蛇口より手前に置くと防水パンからはみ出してしまい、設置できません。そのため高さが蛇口より低い必要がありました。

実際入居してから、防水パンから蛇口までの高さも測りました。本当に数cmレベルの差ではありますが、本体高さよりは高さがあったので問題ないと信じていました。

本体寸法より設置用寸法は大きい

さらなる落とし穴ですが、本体のサイズがギリギリ収まっていても設置できない場合があります。消防法の関係で壁から少し距離を空けなければならないこと、そして洗濯機は稼働中揺れるということです。「ピッタリ」サイズでは洗濯機が稼働したときに壁や蛇口にぶつかってしまい危険です。

設置できない場合の選択肢

ヨドバシカメラで悩んで悩んで高いお金を出して買った洗濯機は、家の目の前まで来たところで設置業者の「残念ながら入らないですね」という言葉とともに送り返されてしまいました。設置業者の方いわく1m以下の高さなら入るということでした。入らない可能性も考えてはいましたが、それが現実になった絶望感でその日は寝込んでしまいました(嘘)。

ではドラム式洗濯機は諦めるべきなのか、いろいろな選択肢を考えました。

1. 小さいドラム式洗濯機を探す

まずは洗濯機置き場に収まるドラム式洗濯乾燥機が無いか探しました。目安は設置業者の方が言っていた高さ1m以下のものです。しかし、ドラム式洗濯乾燥機は巨大化しているのか、需要が無いのか、数世代前のモデルしか1m以下のものは無く、どれも製造終了していました。海外メーカーのものもありましたが、保証の問題などがあるようで選べず。

乾燥機能の無いドラム式洗濯機なら小型のものもありましたが、それでは意味がありません。ドラム式洗濯乾燥機はどれも高さ1mを超えてきます。そもそも築浅のファミリータイプマンションならドラム式洗濯機の設置も考慮された洗濯機置き場になっているのかもしれませんが、我が家は築20年は経っているので考慮されていないのかもしれません。

2. 洗濯機と乾燥機を別々に設置する

次の選択肢は洗濯機と乾燥機を別々に設置する、です。洗濯機を囲うようにラックを設置し、その上に乾燥機を置けば、洗濯が終わったらそのまま上の乾燥機に移して乾燥ができます。洗濯機自体は縦型になるので設置も問題ないはずです。

ただこの場合だと、洗濯機のスイッチを入れてすぐ家を出るということができません。洗濯から乾燥までを1コースでできることを求めてドラム式洗濯機を買おうとしていたため、かなりのデメリットになります。

縦型の洗濯乾燥機もありではありますが、ヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機と違って乾燥にかなり電気を使うこと、そして衣服が傷みやすいことなどデメリットも多いです。

3. 乾燥機能を諦める

究極の選択肢です。引っ越しは部屋選びや日程やネット回線の契約など考えなければならないことが多く、既にかなり疲弊していました。考え疲れてしまった結果、もう乾燥は諦めておとなしくベランダや風呂場に毎回干そうか、というところまで行きかけていました。これまで様々なことを考え契約し、家具家電を選び購入し、とやっていてもう何も考えたくなくなってしまっていたのです。結局その日のうちに決めることを諦め私は寝込んでしまいました(嘘)。

4. 水栓の位置を上げる

そして大本命です。水栓の位置が上がりさえすれば買った洗濯機は設置可能だったため、どうにか上げることができないか調べていました。しかし賃貸の部屋では壁に穴を開けたり、水道管をいじるような工事はできません。原状回復の必要がある賃貸でできることは限られており、この選択肢も諦めるしかないかと思っていました。

壁ピタ水栓と出会った

そんな私の前に突然現れたのが、洗濯機と同じくパナソニックが発売している壁ピタ水栓でした。

Panasonic 壁ピタ水栓 CB-L6

洗濯機が大きく設置できないケースがあることをパナソニックも認識しているのでしょう。水栓の蛇口の位置を壁に近づけつつ上げることができる水栓を販売しています。この程度の水栓交換であれば壁に穴を開けることもないため、原状回復が必要な賃貸でも利用することができます。今回は高ささえクリアできれば奥行きは問題なかったため、早速壁ピタ水栓に交換して設置できないか模索することにしました。

ヨドバシカメラへ電話

まず洗濯機を購入したヨドバシカメラの店舗へ電話しました。設置できず持ち帰ってもらった1時間後くらいに購入した店舗から電話があり、キャンセルの仕方について説明を受けていたので、同じ番号にかけ直して「壁ピタ水栓に交換することで再度設置を試すことはできないか」と相談しました。「壁ピタ水栓ご存知なんですね」と反応されたので、洗濯機が設置できないということは実はよくあることなのかもしれないとこのとき思いました。

店員によると、「設置業者から壁ピタ水栓に交換する提案がされなかったのであれば、もしかしたら水栓を交換しても設置できない可能性もある」とのことで、設置業者に確認してかけ直すと言われました。このときは本当にドキドキでしたが、10分ほど経ったあと、問題なく設置できそうという電話があり、その場で配送の日付を決めることができました。

また在庫の確保から配送業者の手配で数週間かかることも覚悟しましたが、なんと水栓交換の工事すらまだだったにも関わらず、工事が完了する予定の翌日に配送いただけることになりました。2人暮らしで洗濯機が無いのは死活問題なので柔軟な対応をしていただけて非常に嬉しかったです。ヨドバシカメラさんありがとうございました。

水栓工事を手配

水栓の交換は素人でもできるといろいろなページに書かれていますが、水回りでトラブルがあると賃貸では特に下の階や建物全体にも迷惑をかけてしまう可能性があるので、プロに任せることにしました。出費にはなりますが、今後長期に渡って使うこと、原状回復の必要があることを考えると何度も交換の経験がある人に任せるのが良いと思います。何かトラブルがあった際に業者のせいにできるというのもあります。

業者の手配にはくらしのマーケットを利用しました。

くらしのマーケットは日々の生活や引っ越しなど暮らしに関わるサービスを、家の近くの業者を比較して予約できるサービスです。水栓工事ができる業者を探し、やり取りをしながら工事の手配をできました。

オーナー・管理会社への連絡

忘れてはならないのが、オーナーや管理会社への連絡です。賃貸物件なので、退去の際は原状回復の義務があります。今回は壁に穴を開けたり共同設備をいじるような工事ではありませんが、聞いていなかった、など退去の際にトラブルにならないよう、あらかじめ確認の連絡を入れておくべきです。

今回は管理会社に、工事に使用する水栓と工事の概要、そして業者に依頼して工事を行うことを伝え、実施して問題ないかを確認しました。結果、原状回復することを条件に工事を許可していただけました。場合によっては今後同じ部屋でドラム式洗濯機を設置できるようになることが物件の資産になるとも言えるので、原状回復をしなくてよいと言ってもらえたり工事費を負担してもらえる場合もあるようですが、部屋によって設備に差が出ることは管理の負担が増えるということもあってか、あくまで原状回復ができる場合のみ許可ということも多いようです。今回も特にそういった提案はありませんでした。

いよいよ水栓を交換

と、ここまでパナソニックの壁ピタ水栓の話をしてきたのですが、実際に設置した水栓は壁ピタ水栓ではありません。実は工事業者の方に別の水栓をおすすめされました。業者の方によると、パナソニックの壁ピタ水栓は毎回蛇口の開け閉めをすることになり、開け閉めを繰り返すことで水栓が傷んでいき水漏れの原因になるのだそうです。

業者の方におすすめされた水栓はこちらのカクダイの水栓です。

こちらは万が一ホースが抜けた際も自動で止水する機能があり、毎回の開け閉めは必要ないのだそうです(公式サイトには「※洗濯機を使用しない時は、万一の水漏れを防ぐため水栓を閉めてください」とありますが・・・)。

カクダイの水栓を取り付けた様子

水栓の交換工事が完了し、水栓はこのようになりました。壁からの出っ張りがかなり減った上、蛇口の位置が高くなり、これであればドラム式洗濯機を設置できます。

無事ドラム式洗濯機を設置できた!

翌日、再びヨドバシカメラから頼んでいた洗濯機が届き、今度は無事設置できました!1週間くらいの間洗濯機が無い生活が続きましたが、ついに夢のドラム式洗濯乾燥機生活が始まりました

洗濯機本体の設置も完了

問題になったのは蛇口の高さでしたが、幅と奥行きもピッタリサイズでこれ以上大きいと入りませんね。やはり築浅物件じゃないとドラム式洗濯機のサイズは考慮されていないのでしょうか。

蛇口の位置を上げたことで本体と干渉しなくなった

水栓を交換して蛇口の位置を上げたことで、洗濯機本体と蛇口の位置関係も変わり干渉しなくなりました。蛇口が横向きに伸びているのも良いですね。


というわけで今回は、紆余曲折あった賃貸マンションでのドラム式洗濯乾燥機の設置についての話でした。一時はどうなることかと思いましたが、無事欲しかったドラム式洗濯乾燥機を設置することができて非常に嬉しいです。もし蛇口の位置の関係で設置を諦めようとしている人は水栓交換も検討してみてください。また、新居でドラム式洗濯機を置きたいと思っている人は、幅と奥行きだけでなく、本体の高さと蛇口の高さも含めて細かく測定しておくと良いと思います。

それではまた。