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Visa LINE Payクレジットカードとマネーフォワードの相性が絶妙に悪い

2020/07/03追記

Visa LINE Payクレジットカードとチャージ&ペイ、そしてマネーフォワードとの連携の相性について改めて書き直しましたので、Visa LINE Payクレジットカードとマネーフォワードの連携って結局どうなの?【二重に記録される問題】も合わせてご覧ください。


こんにちは。

先日、【LINE Pay】LINEポイントクラブへの変更で私は得をするのかでVisa LINE Payクレジットカードを手に入れた話を書きました。そのカードを何度か使用してみたので、今日はその使用感と愛用している家計簿アプリのマネーフォワードとの相性について書きたいと思います。先にネタバレをすると、少々面倒なことになってしまいました

Visa LINE Payクレジットカードは三井住友カード発行のクレジットカードです。ICチップでの支払いやタッチ決済にも対応しています。今までLINE Payコード決済が使えるお店はLINE Payアプリで、使えないお店はLINE Payカード(JCBプリペイド)で支払いしていましたが、今回Visa LINE Payクレジットカードを手に入れたことで、LINE Payコード決済が使えるお店はLINE Payアプリでチャージ&ペイ、使えないお店はVisa LINE Payクレジットカードで支払いという組み合わせに変わりました(チャージ&ペイによる支払いは実はまだ試せていませんが)。

そこで気になるのが家計簿アプリのマネーフォワードとの相性です。マネーフォワードはアプリ側が対応していれば支払い履歴を自動で連携することができる便利なアプリです。三井住友カードの会員向けインターネットサービスであるVpassとの連携にも対応しているため、Visa LINE Payクレジットカードも発行時点で三井住友カードとして連携が可能です。他のクレジットカードと同様、決済後数日でマネーフォワードにも自動連携されます。

マネーフォワードはLINE Payとの連携にも対応しており、残高によるLINE Payコード決済やLINE Payカードによる決済は即時反映されます。これがすごく便利で、家計簿アプリはある程度支出の分類をしたいので何を買った履歴か覚えておくのが重要なのですが、1日に何度も買い物をするとどれがどのお店で何を買ったものなのかこんがらがってしまうこともあります。即時反映されるとそういうときに忘れず入力ができて非常に便利です。

LINE Payカードはプリペイドカードなので、あらかじめLINEウォレットにチャージしておく必要があります。銀行口座からチャージ(口座振替)する場合、その銀行口座をマネーフォワードに連携しておけば、チャージ自体もマネーフォワードに即時反映されます。つまり、チャージから支払いまでの記録がコード決済であってもカードであってもマネーフォワードに即時反映できたわけです。

これがVisa LINE Payクレジットカードに代わるとどうなるでしょうか。クレジットカードの特性上、即時反映はされなくなりました。決済の数日後にVpass上に反映され、Vpassと連携しているマネーフォワードはその後に反映されます。数日間は家計簿の分類ができません。決済したお店の名前は表示されるのである程度情報はありますが、買い物をした順番に履歴が更新されるというわけでもないので記憶とのすり合わせは少々面倒です。しかしこれは他のクレジットカードでも同様で、そこまで大きな問題ではありません。

問題になるのはVisa LINE Payクレジットカードの決済情報についてもLINE Payに連携されるということです。LINEのアプリ上には反映されていないため謎なのですが(時間差?)、マネーフォワードの電子マネー・プリペイド口座としてのLINE Payにも、Visa LINE Payクレジットカードの決済履歴が追加されます。しかも三井住友カード側から遅れてです。これは面倒な事態で、決済は1回しかしていないにもかかわらず、マネーフォワード上では二重で支出があったと記録されてしまうのです。支出額を正確に記録するには、LINE Payの口座か三井住友カードの口座のいずれかの情報を計算に含めないようにする必要があります。

具体例で紹介します。先日ヨドバシカメラのオンライン通販サイト、ヨドバシ・ドット・コムでとあるものを購入しました。そのときにVisa LINE Payクレジットカードで支払いました。その数日後に記録された入出金履歴がこれです。

ヨドバシカメラの決済が2つ記録されています。片方は「決済」という文字が先頭に入っています。しかもこれ、同時ではなく時間差で記録されます。下のほうが先に記録されたものです。下のほうの詳細はこれです。

こちらは三井住友カードの決済履歴から登録された入出金履歴です。支出元は三井住友カードになっています(私はVisa LINE Payカード以外の三井住友カード発行のカードを持っていないためわかりやすくするため口座名を「Visa LINE Pay(三井住友)」に変えていますが、本来は「三井住友カード」です)。そして口座内での分類は「ご本人/代表会員 Visa LINEPay」となっています。

そして上のほうの入出金履歴の詳細はこれです。

こちらはLINE Payの決済履歴から登録された入出金履歴です。支出元はLINE Payの「カード CARD_xxxx(カード番号)」になっています。これまでのLINE Pay残高からの決済は支出元は「残高」になっていたので区別はされています。

この2つの入出金履歴が別のタイミングで追加されます。これは厄介で、2つ現れる入出金履歴を結びつけて片方を計算対象外にしないとVisa LINE Payカードによる支出が倍に計算されてしまいます。また、クレジットカードの場合マネーフォワード上で負債として表示されるので、月末の引き落としを意識して管理することができますが、LINE Payの支払いは通常の支出扱いになり、実際には支出されておらず月末に一括で引き落としになるにもかかわらずマネーフォワード上ではそれがわからないという状態です。そのため計算対象外にする入出金履歴はLINE Pay側にせざるをえません。

入出金履歴を計算対象外にする方法はいくつかありますが、支出を振替にしてしまうか、LINE Payのカード決済のみを含めないグループを作成するのがいいと思います。支出を振替にする方法では振替先をどの口座にするか迷いどころですし、振替への変更し忘れや通常のLINE Payでの送金などを誤って振替に変更してしまう場合があり計算が合わなくなってしまいます。私はグループを新たに作成する方法で対応しました。こちらの方法ではそもそもLINE Pay側の口座にはVisa LINE Payクレジットカードでの決済履歴が反映されなくなります。二重で支出が記録されないようになるわけです。ただこの方法がチャージ&ペイでのコード決済でも有効かはまだ試していないため、それでも有効であると確かめられるまではグループ機能で十分かも判断できません。

余談ではありますが三井住友カードとして連携したVisa LINE Payクレジットカードの支出元もよくわからない謎の感じになっています。

「Visa LINEPay」が2つありますし、「LINE Payカード」も本来はJCBプリペイドカードを指す名称なのでVisa LINE Payクレジットカードを表すには不適切な名称です。果たしてどの分類として記録されていくんでしょうか。


ということで今日は、ポイント還元制度だけでなくマネーフォワードとの連携まで複雑化してしまったLINE Payのお話でした。個人的には便利に使えているしポイント還元も魅力的なLINE Payですが、今回の変更でかなりライトユーザーは離れそうな感じがします。あまりお金を落としてくれないライトユーザーよりヘビーユーザー寄りのサービスに傾いていくのは、名前を売るための大盤振る舞いなキャンペーンを終えたサービスの宿命だとは思いますが、あまりにもユーザーを減らしすぎてサービスが立ち行かなくなるのも利用者としては困ることなので、そのあたりは上手くやっていってほしいなと思います。

それではまた。


2020/07/03追記

Visa LINE Payクレジットカードとチャージ&ペイ、そしてマネーフォワードとの連携の相性について改めて書き直しましたので、Visa LINE Payクレジットカードとマネーフォワードの連携って結局どうなの?【二重に記録される問題】も合わせてご覧ください。